雑談

【70歳以上】「高齢者マーク」つけるべき理由

この記事を見ている方の中で、70歳以上の方、「高齢者マークをつけてますか?」

かつて高齢者講習に携わっていた時に、こんな質問をすると「つけてる」と答える方は、10人いて1人か2人。

ということは70歳以上の方で表示しているのは10〜20%といった印象です。

そんな時によく質問されるのは、

「それ、つける必要あるの?」ということ。

私は、こう答えます。

「つける必要がありますよ。」と。

そいうとだいたい皆さん驚かれます。
それは、みんなつける必要がないと思っているからです。

 

もちろんその後、補足します。

「これは努力義務です。」と。
もちろんつける必要があるかといえば、答えは「イエス!」でも義務ではありません。

正確にいうと一時は義務だったというべきでしょうか。

高齢運転者標識、表示義務から努力義務へ

初めは努力義務だった

1997年(平成9年)10月30日の道路交通法改正で、75歳以上を対象に努力義務規程として導入された。

2002年(平成14年)6月1日に、努力義務の対象年齢を75歳以上から70歳以上に引き下げる改正が行われた。

表示を義務化したが…

2008年(平成20年)6月1日から表示が義務化された。
(違反の名称や反則金の額、違反点数を定める道路交通法施行令の一部を改正する政令も同時に公布された。)
しかし、自民党総務会にて「高齢者マークの義務化をすれば大変な問題になる。そもそも高齢者に『枯れ葉マーク』とは失礼ではないか」と、本法施行を批判したことが報じられ、このことを契機に「高齢運転者標識については、違反の取締りについては、1年の間、指導にとどめること。」となった。

表示義務の不適用化

2009年(平成21年)4月24日に、道路交通法の一部を改正する法律により、75歳以上の運転者の高齢運転者標識表示義務の規定は当分の間適用しない、とされて即日施行され、75歳以上の運転者も高齢運転者標識の表示は努力義務とされた。

新デザイン公布、施行

2011年(平成23年)2月1日から高齢者マークが一新され、新デザインが施行された。旧デザインも使用可能。

70歳以上の方で高齢者マークをつけない理由

MikesPhotos / Pixabay

高齢者の方達は高齢者マークの存在は知っているものの、なかなか表示率は上がりません。

私も講習に携わる中で、皆さんに聞いてみたところ様々な理由がありました。

1、高齢者とは認めたくない。

2、いつの間にか70歳を迎え、その存在を忘れてた。

3、つけたい人だけつければ良いと思ってた。

4、つけると家に「高齢者狙い」の詐欺師や泥棒がくる

5、つけるとあおられる

など様々な意見がありました。

「確かに高齢者と認めたくない」とか特に70歳以上の方に向けて「高齢者マークをつけましょう」という旨の通知が届くわけでもありませんから、「その存在を忘れていること」はわかるような気がします。

また、免許を取得後高齢者講習を受講するまで、違反でもしない限り運転に関わる講習を受けることは一切ありませんので、そのような知識をそもそも知らないということも考えられます。

 

因みに道路交通法にはどのように記載されているのかというと

「加齢に伴って生ずる身体機能の低下が自動車の運転に影響を及ぼす恐れがある」場合は、この標識をつけて普通自動車を運転するように努めなければならない。」

となっています。

だから

「身体機能の低下が運転に影響しない」または「身体機能が低下していない」と思っている方は、絶対に表示しないでしょうね。

 

しかし、残念ですが、50歳を超えるとほとんどの方が著しく身体機能は低下します。

特に高齢者講習を受講するとベテランとしての自身は見事に打ち砕かれます。理由は、視力が出ないからです。特に夜間視力はほとんどの方が思うような結果が出ません。

また運転においても、教習所の中で脱輪したり、一時停止で止まらなかったり、50年間蓄積された悪い癖を指摘され、身体機能が低下してると思わざるを得なくなるでしょう。

 

きっとほとんどの70歳以上の方は今検定を受けたら仮免検定すら受かりませんよ。

 

ならば、今後自らの身体機能の低下を自覚し、みんな高齢者マークをつけるようになるのでしょうか?

多分ならないでしょうね。あれだけ厳罰化が進んだ「飲酒運転」だっていまだになくならないんですから、全く罰則のない高齢者マークはつけようという気持ちになりづらいと言えます。

では、逆に高齢者マークをつけるメリットについて考えてみましょう。

 

高齢者マークをつけるべき理由

1、高齢者マークをつけているものに対して、幅寄せや割り込みの禁止

高齢運転者標識を表示すべき者が高齢運転者標識を付けて車を運転している場合、周囲の車の運転者はそれを保護する義務を負います。道路交通法第71条第5号の4は、表示車に対してやむを得ない場合を除き、幅寄せや割り込みをしてはならないと定めています。同条は、初心運転者標識、身体障害者標識、聴覚障害者標識の表示車に対する保護義務も同様に規定しており、本規定に対する違反者は初心運転者等保護義務違反が問われる。

因みに初心運転者等保護義務違反の罰則は、

★初心運転者等保護義務違反の罰則

【行政処分】基礎点数1点(過去の点数が残ってる方や行政処分歴がある方は注意)酒気帯びの場合:0.25mg/l以上は25点、0.25mg/l未満は14点

【反則通告制度】大型車7,000円、普通自動車6,000円、二輪車6,000円、小型特殊自動車5,000円

また、この違反が原因となり死亡事故となった場合、危険運転致死罪に問われることとなりますので、表示をしていない場合よりは、幅寄せや割り込み、あおり運転などの被害に遭いにくいと言えます。

2、周囲の車両に保護される

先ほども述べたように高齢運転者標識を表示した車に対する保護義務がある為、もちろん保護される可能性が高いと言えます。

例えばご自身が運転する車の周囲に高齢者マークを表示している車があれば、
積極的に近づこうと思うだろうか?
むしろ遠ざかりませんか?

これは、結果として周囲に車が近づいてこようとしない為、事故の可能性は軽減されることになります。

3、自ら自覚する意識がもてる

高齢者の事故は身体能力の低下がもたらすものが多い。
しかし、高齢者自らがその自覚がないことが問題です。

自覚を持つということは、若い時よりもより注意深く様々な確認を行うこと。

例えば、

・ペダルを踏む足を意識し、確実に正しいペダルを踏んでいるか?
・顔を向けるだけでは見えない場所がある為、頭を動かし、死角を減らす努力をする。
・高齢になると反応時間が長くなるため、速度をより控えめにする。
・動体視力が低下する傾向にある為、注視点をより遠くに向ける。
・夜間視力は急激に低下している為、夜の運転は控える

など、若年層にも言える話だが、高齢運転者は特に顕著に現れる身体機能の低下。これを自覚することによって、誤操作や判断の遅れが軽減できることが期待できます。

高齢者だということを認めたくない=高齢者標識を表示しない=身体機能低下の自覚がない

自覚があれば絶対に事故を起こさないということはない。
また自覚があっても走り方を変えなければ意味がない。

まずは、自らが高齢者であることを心の底から認めることが大切だと思います。

その第一歩として、高齢運転者標識の表示をお勧めしたい。

誰しもが、70歳以上になれば、若い時のような動きはできません。

「俺はまだ大丈夫!」

その考えを少し変えるだけで、家族みんなが豊かになるか、悲しみの底に落とされるかが変わるかもしれません。

自覚を持つことの第一歩として高齢者マークを表示してみてはいかがでしょうか?



【死亡事故】世界一安全な国には程遠い日本人の意識

新時代「令和」が幕を開けました。

ここのところ連日のように交通事故の報道をよく目にします。

2019年4月19日に起きた池袋暴走事故
87歳男性が運転する乗用車が暴走し、母娘2名が亡くなった。

2019年4月21日兵庫県神戸市営バス事故
横断歩道上で歩行中の人たちに突っ込み20代の男女2名が亡くなった。

2019年5月8日滋賀県大津市 右直事故
52歳女性(右折車)と62歳女性(直進車)による衝突事故の影響で散歩中の保育園児らに突っ込み園児2名が亡くなった。

 

2019年5月時点ですでに1,000名以上の方が交通事故によって亡くなっている(全国)中で、これらの事故は、ほんの一部ではあるが、連日の報道によって日本中が悲しみに包まれた印象深い事故であります。

1,000名以上と聞くとものすごい多い数のように感じますが、死者数が戦後最少だった去年の同月と比べても120名程度少なく、死者数最少を更新するペースで推移していることは間違いありません。

では、交通死者数が毎年減少しているのは、ドライバー一人一人の安全意識が高まっているのが理由なのか?
私の主観では、それは微妙なところです。

交通事故死者数減少の理由

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1、人口減少

出生率の上がらない日本の人口は減る一方で、この5年間で約100万人程度減少しています。人口の絶対数が減れば交通事故が減って当たり前ですよね。

2、車の性能向上

かつての車体は硬いシャシーで覆われていたため事故の衝撃をもろに受けていた。その結果些細な事故でも死亡事故に繋がりやすかったと言えます。しかし現在の車は衝突の際、車の前部または後部が潰れながら衝撃を吸収するクラッシャブルゾーンが採用されているため、強い衝撃によっても亡くなることは少なくなったと言えます。

3、救急医療の発達

医療の発達に伴い、かつては手の施しようがなかった重傷者も、今では助かる確率が大幅に上がっています。しかしながら、死者数は減少している一方で後遺障害者は増加しています。

4、道路の整備

道路標識や道路表示、また信号機、車線数、道路のペイントなど危険箇所がわかりやすくなるような配慮がされるようになったり、事故が起こりづらい構造になってきています。

5、取り締まりの強化と厳罰化

かつては、シートベルトがそもそもない車が街を走っていた。また昭和の頃は飲酒運転への意識が低く、ほとんどの人がやったことがあるのではないかというくらい飲酒ドライバーが多く走っていました。また、近年は、道交法違反の厳罰化が進み、社会的制裁なども大きくなりドライバーの違反を恐れる意識が高まっていると言えるでしょう。

6、若者の車ばなれ

趣味の多様化、先行き不透明な社会性、交通輸送の利便性向上などの理由により車がなくても問題はないという若者が増えているようです。また近年では運転免許を自主返納する高齢者も増加しており、そのような背景からも運転免許の保有者数は減少傾向にあるようです。

 

日本人の安全意識

Pexels / Pixabay

このように交通事故死者数減少の理由は様々ですが、一方で日本人の安全意識は高まっているのかという問題について考えてみます。

交通事故の報道などにより、その直後は瞬間的に安全意識は高まるのは間違いないでしょう。しかし、時間が経つにつれその意識が忘れられてしまい、再び危険運転をしてしまう人もいるんじゃないでしょうか?

また、警察官が一切取り締まりをしなかったり、法律が昭和の頃のように緩かったら、きっと交通事故死者数も急増するのではないでしょうか?

それは、人の意識の中のものなので、実際のところどうなのかという検証は困難ですが、

国際道路交通事故データベース(IRTAD)を元に日本人の安全マインドについて考えてみます。

 国際道路交通事故データベース(IRTAD)

30ヵ国の人口10万人当たりの死者数では、日本は3.8人(2015年)と10番目に少ない。ノルウェー(1位)やスウェーデン(2位)、英国(3位)などには及ばないものの、先進国水準といえます。

しかし、この犠牲者たちがどのように亡くなったのかという「状態別交通事故死者数」というデータを見ると、その評価はまったく変わってきます。

車に乗っている時に亡くなる「乗用車乗車中」は、死者数の少ないスウェーデンで55.6%。フランスや英国、ドイツなどもだいたい50%くらいとなっていますが、なんと日本の場合は、それらの半分以下の21.4%に過ぎません。

ん?やはり日本は、それだけ車の性能が高いのか?

それもそうなんですが実はそういう話だけではないんです。

下の表にご注目いただきたい。

日本は他の国に比べると「歩行中」での死者が圧倒的に多く全体の3割以上を占めている。

これは単に車の性能が良いから、割合的に歩行者の方が亡くなりやすいということでは説明がつきません。何故なら他の国では「亡くなりやすい」はずの「歩行中」での死者は圧倒的に少ないからです。

 

よく日本を訪れる外国の方に話を聞くと、

「日本では、横断歩道で譲ってくれない。」という方が多いそうです。

横断歩道では、どの国でも(特に安全先進国では)歩行者優先。諸外国ではこれが常識だということです。

 

では、日本ではどうでしょう?

信号機のない横断歩道における車の一時停止率

2018年 JAFが日本全国の横断歩道を対象に行なった「信号機のない横断歩道における車の一時停止率」についての調査によると、

 

信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象(11,019台)に行ったところ、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止した車はわずか948台(8.6%)という結果となりました。

最もよく一時停止できていた都道府県は、長野県の58.6%
逆に、最も一時停止なかった都道府県は、栃木県の0.9%

栃木県では、調査期間中、100台通っても1台も譲れないということになりますね。

 

世界一安全な国「日本」はまだまだ先の話

2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開かれます。
外国からも多くの方が観戦にいらっしゃることでしょう。

また、横断歩道での取り締まりを強化するという発表も出ておりますが、どうなることでしょうか。

残念ながら、今回の検証では、交通事故死者数は大幅に減少しているものの、それは、日本人の安全マインドが高いからという結論には至りませんでした。

自動運転や高齢者対策は結構ですが、まずは、日本全体が安全意識を高めることが何より求められることではないでしょうか?

高齢者大国、そして横断歩道で一時停止できない国「日本」

世界一安全な国になる日はいつになるでしょう?

 

【ペーパードライバー・初心者】久しぶりの運転、誰に教えてもらう?

免許を取得してから全く運転していないペーパードライバーの方が、ある日突然運転をしなければならない状況になることってありえますよね。

例えば、
・子供の送り迎えをしてあげたい。
・結婚をして新居を構えたが、最寄りの駅から遠くなった。
・勤務地が変わって通勤で車を使いたくなった。
・部署異動や転職などで運転しなければならなくなった。
・コストコに買い物に行きたい。
などなど。

そんな時、全く運転していなかった方は不安なものです。企業などで運転育成システムが整っていれば良いのですが、そんな会社は稀ですよね。

では、運転経験なしで、
・大事な子供を危険に晒せますか?
・会社の車に損害を与えますか?

そういうわけにはいきません。ある程度運転の練習はしておきたいものです。
運転の練習環境も様々です。

1、教習所のペーパードライバー教習。
2、家族や知人に見てもらう。
3、会社で育成してもらう。
4、一人で練習。
5、YouTubeなどの動画を見てイメージトレーニングのみ。
6、教習所ではよくできていたので、たぶん大丈夫だから何もしない。

など家庭や職場等の環境によっても異なります。例えばご自宅に車が<ある・ない>によっても変わってきますからね。

では、教習所でいろんな方を指導した経験上、それぞれの練習環境のメリット・デメリットを紹介したいと思います。

【ペーパードライバー】久しぶりの運転、誰に教えてもらうかを考える

1、教習所で行なっている「ペーパードライバー教習」に申し込む

ほとんどの教習所ではペーパードライバーの方を対象に安全運転教室などを行なっています。教習所によってやり方は様々だと思いますが、大体の教習所が数時間設定のパック(例えば6時間30,000円というような感じ)となっており、追加したい場合には、追加料金を支払って納得いくまで練習をするといった感じになると思います。一日の練習時間は最大で2時間。時期(繁忙期)などによっては受け付けてもらえないケースもあるのでご注意ください。

メリット

最大のメリットは、プロの指導を受けることができる。

教習所の指導員は当たり前ですが、プロです。何人もの教習生に対して指導した実績がありますので、的確なアドバイスをしてもらえるでしょう。また学科教習も聴講できるようになっているところが多く、学科指導員にどの項目を聴講すべきかアドバイスを受けると良いでしょう。

運転や道交法のことで疑問点があればすぐ答えてくれる。

身内や会社の方とは違い指導員は道交法のスペシャリストです(じゃないと指導員資格は取得できませんので、、。)。運転や道交法についてお困りのことがあれば何でも答えてくれますし、仮に難しい質問ですぐ回答できなくても調べてしっかり答えてくれます。

地域の道路環境から本人に適した道を選択し走れる。

例えば、二車線以上の大通りで進路変更の練習がしたいとか、住宅街を中心に走りたい、また右折が苦手など要望があれば、基本的にそのような環境を選択し練習ができます。

車を保有していなくても練習できる

当たり前ですが、車を持ってなくたって練習が可能です。教習車はごく一般的な普通自動車のセダン型、購入する車種選びのヒントになるかもしれません。

事故のリスクはゼロ

教習車には補助ブレーキや補助ミラーがついていて、指導員がすぐ助けられますし、仮に事故を起こしたとしても受講者に負担はない(人身事故やご自身に過失が生じる事故の場合は行政処分の対象にはなりますので。免許に点数がつけられることは考えられます。しかし基本的には指導員がそうならないような対応をとるはずなので安心して大丈夫。)でしょう。

デメリット

無駄なお金がかかる

当然安全な指導を受けるにはお金がかかります。教習所によって価格設定は様々なので、最寄りの教習所から検索してみましょう。20代や30代くらいの年齢であれば、教習所に行かなくても体が覚えていることが多いので、ペーパードライバー教習は無駄金になる可能性は高いですね。教習用の指導なので実践向けとは限りませんし、目的にあった教習になるかもわからないからです。

自宅の車や自宅の駐車場など実際運転する環境では練習できない

当然ですが、自宅の車を持ち込んでも、その車で練習はできません。無認可の教習所ならやってくれるかもしれませんが、基本的に都道府県の公認教習所ではやってくれないでしょう。事故を起こした時のリスクが高いし、保険の内容によっては指導員が運転できませんので、基本的にはやってくれません。

また自宅の駐車場で練習したくても、きっとやってくれないでしょう。状況によってはありえるかもしれませんが、教習所の看板を背負って自宅の駐車場で練習するのはあり得ないですね。

指導員には当たり外れがあるのでご注意ください

運転指導のプロですが、指導員にも当たり外れはあると思いますよ。的確なアドバイスがなかったり、時には居眠りしていたり、、、お気をつけください。そういう時に車を借りて安全に運転の練習をしに行ってると割り切れれば良いですが、割り切れないのであれば教習所はやめた方が良いです。どの教習所にも必ず数人は外れ指導員がいると思いますよ。

2、家族や知人に教えてもらう

これを選択する方が最も多いのではないかと思いますが、状況にもよりますが私はあまりお勧めできません。理由はデメリットが大きいことと、それがきっかけで運転をやめてしまう方もいるからです。

メリット

走りたいところを走れる

もちろん道路交通法の範囲であれば、どこでも練習できますし、自宅の車庫で即実践練習。身内の方に教えてもらえば、余計な緊張もなく落ち着いて練習できそうです。

低コストで練習ができる

当たり前ですが、もちろんコストもかかりません。強いて言えばガソリン代と高速代くらいでしょうか。

自宅の車で練習できるため実戦向き

そして、今後運転したいのはもちろん自宅の車です。車は同じ車種でも車によって癖(ブレーキやアクセルの踏み加減などが多少異なる)があり、他の車の癖が体に染み付いていると急ブレーキや急加速気味になったりまた車によってハンドルの回転数も異なるため、結局また自宅の車で練習し直さなければなりません。

デメリット

低コストではあるが万が一事故があった場合の被害が大きい

万が一事故があった時のショックは大きいです。車の損害もそうですが、自宅の壁を壊したり、金銭的なダメージは大きいでしょう。またお金のことだけじゃなく、心にも大きなショックを受け、自信を喪失し再び運転する気が起きなくなったりします。

身近な人からのアドバイス

教習所の指導員と身近な方では指導方法が異なるでしょう。

指導員は、安全運転についての知識や技術を教えますが、
身近な方はより実践向けで、たとえ道交法を犯してでも流れ重視の考えを教えることが多いです。

また、指導員は上手ではない方の運転を見るのに慣れているため、できなくて当たり前の目線で丁寧な指導をしてくれるはずです。
一方、身近な方は、できないことがもどかしく、口調が荒くなったり、あからさまに苛立ちを見せることもあるようですね。

結果、離婚問題にまで発展したケースを私は知っています。

なのでお勧めできません。

3、一人で練習

私の一番のお勧めはこれです。

とにかくお休みの日は積極的に乗るということです。「コンビニ行くのも車」、「食事に行くのも車」それを繰り返していれば誰にも頼らずに自分でなんとかしなきゃいけなくなりますので一番早く車という乗り物に慣れるでしょうね。

メリット

とにかく一人だから自分の好きなように走れる

多少周りの車を邪魔したとしても、自らは誰にも邪魔されず自由に走れます。もしかしたら一番落ち着いて練習できるかもしれませんね。

普段の運転は一人で乗って、お店の駐車場でもなるべく周りの迷惑にならないような場所に止めるようにします。

身近な方がいるときは、車庫入れだけ教えてもらうとか。とにかくモチベーションを保てる方法を選ぶことが大事だと思います。

デメリット

困ったことがあっても助けてもらえない

もちろんデメリットはあります。

道路では様々なことが起こります。自分の許容量をはるかに超える出来事が起こることも、、。そんなとき一人だったら誰も助けてくれません。

ですからなるべく一人で練習している段階では、走り慣れた場所を走るようにしましょう。

ぶつけた場合は家族に何を言われるかわからない

ぶつけた場合は、多少の覚悟が必要ですね。でも人身事故でなければ大抵許してもらえるものです。

私も妻が何度かぶつけて帰ってきたことがありますが、いつもこう言います「怪我がなくてよかったね」と。
私にとっては、妻が運転してくれた方がメリットが強い(送り迎えをしてもらえる)ので、心を傷つけないような配慮をしています。

結論

車の所有の有無や、金銭的な問題などそれぞれの環境にあった練習をするしかありませんが、

もし叶うなら、新車を購入して一人で練習することを私は一番お勧めします。だってそうなれば絶対にぶつけられませんよね?そしてより大事にしようとするはずですよね?

車庫入れなどは、私もやり方を紹介していますのでご参照ください。

【ペーパードライバー・初心者】車庫入れのコツ、簡単に入れる方法

車の運転は、楽しいものです。早く上達できるように頑張ってください。

 

【認知症・高齢者】認知機能検査の点数が悪かった方へ

75歳以上の高齢運転者が運転免許更新前に、又は一定の交通違反(18基準行為、詳しくはこちら)をした場合必ず受検しなければならない認知機能検査。

その点数や医師の診断結果によっては、最悪の場合 運転免許が取り消されてしまう為、高齢運転者にとっては大きな悩みのタネとなっています。

・記憶力にはそもそも自信がないから、良い点数なんか取れないんじゃないか?
・悪い点数を取ったら家族に「運転はもうやめろ。」と言われるんじゃないか?
・一体どんな問題が出るんだ?
・点数悪かったら取り消しか?

などなど、、

認知機能検査の結果は、100点満点中

76点以上         記憶力判断力に問題ありません。  (第3分類)

49点以上75点以下    記憶力判断力がやや低下しています。(第2分類)

48点以下         記憶力判断力が低下しています。  (第1分類)

という3つに分類されます。

この中で第3分類第2分類だった方は、講習の内容は異なるものの、その後行う高齢者講習さえ受講すれば運転免許を継続することができますが、万が一第1分類に該当した場合は、医師の診断が必要となり、認知症と診断された場合は、運転免許が取り消されることになります。

»【高齢者講習】認知症の人ってどのくらいいるの?

もしあなたが、認知機能検査を受検した結果「第1分類(48点以下)」になったらどうしますか?

・医師の診断を受けますか?
・運転をやめますか?

というわけで今回は、万が一認知機能検査の点数が悪かった場合「どうすべきか。」ついてまとめてみました。

【認知機能検査】の点数が悪かった理由を考えましょう

認知機能検査の点数は、必ずしも認知症と関わりがあるわけではありません。

認知症以外で点数を悪くする可能性がある要因として、実例をいくつか紹介します。

認知症が原因ではない場合、その他の考え得る要因

1、体調不良

現在、高齢者講習や認知機能検査の予約が取りづらくなっています。予約の変更も当然困難となっているため、多少の体調不良ぐらいでは、そのまま受検してしまうケースが増えているようです。

認知機能検査は、記憶力や判断力を検査するものですから、体調不良は記憶力や判断力を鈍らせ、悪い点数になってしまうのは大いに考えられるでしょう。

そのため受検時に風邪を拗らせていたり腹痛や発熱などがあった場合には、その日は受検しないことをお勧めします。

また睡眠不足も体調不良同様に判断力を鈍らせますので、前日は早めに休んで当日に備えましょう。

2、極度の緊張

当然ですが、認知機能検査は厳正に行いますので、教室の雰囲気も緊張感のある引き締まったものとなります。

また、「悪い点数を取ると免許を取り上げられるかも」と余計なことを考えて緊張している方もいらっしゃいます。

極度の緊張も体調不良の時同様、判断力を鈍らせる要素があるため、いかに平常心で受検できるかが重要です。

3、身内の方に不幸があった

身内の方に不幸があった場合、精神的にも肉体的にも大きなダメージを受けます。ご年齢的にも体力は衰えているため、葬式準備などで消耗している可能性があります。もし認知検査直前に近しい方などに不幸があった場合は、できれば日を改め予約を取り直すことをお勧めします。

4、検査官が威圧的だった、またはわかりづらい説明だった

以前、高齢者の方にこんな話を聞いたことがあります。

その方は、別の教習所で認知検査を受検し、その後当校で行った高齢者講習を行いました。その方に「認知検査はいかがでしたか?」と尋ねたところ、「教官が怖くて、検査の内容が頭に入らず、こんな点数になった。」とおっしゃってました。因みに点数は、第1分類ギリギリ手前の49点なので3時間の高齢者講習でした。その方の講習態度や言動を確認しても、49点の点数が嘘のように話した内容もよく理解できる方だったために、教官が怖くて頭に入らなかったということも頷けるところがありました。

またこんな方もいました。前回の認知検査で42点(第1分類で医師の診断が必要)だった方が、検査官の説明がわかりづらかったという理由で別日に別の場所で再検査をしたところ98点になったということです。

検査官も人間なので常にわかりやすく説明してくれるとは限りませんのでご注意ください。

5、空調が暑すぎた、寒すぎた

空調は必ずしもあなたにとって快適な温度に設定されているとは限りません。単純に検査官に申し出れば良いのですが、検査中は緊張感もありますし、なかなか訴えることも困難な場合があります。

特に暑すぎると頭がぼーっとしてしまうため、少なからず点数に影響する場合があります。エアコン温度の調節は勇気を持って訴えかけてください。

6、カンニングしようとしていたが、失敗

残念ですが、カンニングをしようとする高齢者はかなり多いです。

・手にメモをとっていたり
・机の中にメモ紙を忍ばせ、確認しようとしていたり

 

はっきり言って検査官からはその様子は丸見えで、何かおかしな行動をとるとすぐにわかってしまいます。

カンニングに関しては、厳しく対応されることがほとんどで、最悪は退場となります。またカンニングに頼ろうとしている方は、大事な話を聞き逃したり、記憶すべき問題でメモをとるのに必死だったりして、その後疑わしい行動がバレてしまい、メモは見れずじまいに終わります。

当然点数は低くなるでしょうね。

私の記事でも認知機能検査の解説を行ってますので、良い点数を取りたければ、事前に勉強しましょう。

認知機能検査の問題はこちらで解説してます。

»【認知機能検査】問題1「時間の見当識」徹底解説!

»【認知機能検査】徹底解説!問題2

»【認知機能検査】問題3、4 記憶力テスト「手がかり再生」完全解説!!

»【認知機能検査】問題5「時計描画」満点時計の書き方

 

認知症が原因と考えられる症状

残念ながら下記の理由で良い点数が取れない場合は、認知症の疑いも視野に入れた方が良いでしょう。

1、問題の意味がわからなかった

教習所によって、よほどひどい検査方法を行っていない限り問題の意味がわからないというのは、健常者ではほとんどありません。理由は、問題用紙が全国で統一されているからです。

教習所によっては、問題用紙を各人に渡して検査を行いますが、スクリーンに投影して説明する場合もあります。

もちろん検査官から問題ごとに説明が入り、質問があれば聞くこともできます。

私が担当した時の感触だと、問題の意味がわからない方の多くは、検査官の話をよく聞いていない場合が多く、質問があっても検査官が説明したばかりの同じ内容を再び質問するケースが目立ちます。

とにかく人の話はよく聞きましょう。

それができないのであれば、免許は諦めた方が良いかもしれません。厳しい言い方かもしれませんが、それほど重要な検査をしているという自覚を持つべきです。

真剣に聞いているにも関わらず、それでも意味がわからないのであれば、残念ながら認知症の可能性が高いです。そんなに意味のわからないほど難しいことは言ってませんよ。

2、今日の日付や時間がわからない

認知機能検査が始まってから10年以上は経過しています。この間若干の内容変更はあったものの、今日の日付を聞く問題は開始当初から変わっていません。これだけ世の中で運転免許更新時の認知機能検査について情報が広まっているわけですから、今日の日付を聞かれることをわかっている方が多いはずです。

事前に準備してきたにも関わらず、忘れてしまったのなであれば、残念ながら認知症の恐れがあります。

まだそれぞれの都道府県警察も発表していませんが、令和平成で間違えるミスは多くなりそうですね。

3、そもそも覚えられない

もともと記憶力に自信のない方も多くいらっしゃると思います。この認知機能検査は、そういった方も考慮された“良くできた検査問題”となっています。

»【認知機能検査】問題3、4 記憶力テスト「手がかり再生」完全解説!!

緊張感のある検査会場でも、最低限覚えられる健常者の能力があり、「16枚のイラストを記憶する問題」で記憶できないのにはそれなりの原因が考えられます。

第1分類(48点以下)になるのは記憶力の問題だけではありませんが、16枚のイラストの内、6個以上思い出せないのは、認知症の可能性は否定できないと言わざるを得ないでしょう。仮に事前にしっかり勉強していったにも関わらず第1分類だった場合は、尚更のことであると考えます。

4、時計の描き方がわからない

時計描画という問題があります。この問題は配点が高いため、しっかり準備したいですね。

»【認知機能検査】問題5「時計描画」満点時計の書き方

例えば時間を示す針を描き入れる場合に、針の長さが逆になってしまったりするのは、まだ可愛いミスと言えますが、そもそも時計の描き方がわからないとなれば、なかなか理解に苦しむところです。

ただ興味深いのは、第1分類の結果を出す人のほとんどが、時計はちゃんと描ける方が多いということです。逆に記憶力の問題がそこそこ取れている方に限って、全く時計が描けないといったケースも多く、時計描画の配点が大きいため、せっかく記憶力があるのに時計がわからないというだけで大きく点数を落とし悪い結果になっている方も見受けられます。

 

【認知機能検査】結果が悪かった方は、どうすべきか

検査結果が悪かったから免許を取り消されるわけではありません。そのためまだまだこの段階で運転免許を諦めるのは少し早すぎるのではないでしょうか。しかし上記の内容をしっかり精査した上で、一定の決断を自ら導き出す必要はあります。

その中で結果が悪かった方の選択肢をいくつか挙げてみましたので、参考にしてください。

1、家族に相談する

近くに相談できる家族がいた場合、あるいは自ら決断するのが困難な場合、家族の方に相談するのも良いでしょう。

75歳以上の方の運転免許更新は家族の方にとっても一大事と考えるべきです。何故なら、認知症や運動機能の低下は交通事故のリスクは高まり、仮にそのことが原因で人身事故でも起こせば、家族にとってもタダでは済まされないからです。

この問題は一個人の問題ではなく家族を巻き込んで話し合った方が良い問題であり、家族の方に背中を押してもらう事も1つのきっかけになるでしょう。

残念ながら一人で抱え込んでしまう高齢者も多くいらっしゃいます。理由は認知機能検査の結果が悪かった場合、家族に何を言われるかわからないという事。あるいは立場的に恥ずかしいのでしょう。

何かあってからでは遅いのです。積極的に家族を巻き込みましょう。

2、素直に医師の診断を受ける

もちろん家族のいない方や、家族がいてもなかなか相談できない、または決断ができない場合は、第三者である医師の診断を受けて結論を委ねるしかないでしょう。

しかし受診にもお金がかかりますので、ご自身でしっかり判断しましょう。

因みに警察官や教習所の指導員に認知症の疑いがあるからという理由で免許を取り消させる権限はありません。相談には乗ってくれますが、あくまでも医師の的確な判断に委ねるべきです。

認知症ではないという診断であれば、運転免許の継続は可能ですが、点数が悪かったという事実は消えません。そろそろ決断する時なのかも知れません。

3、再受検する

上記「認知症が原因ではない場合、その他の考え得る要因」で述べた内容が当てはまる場合、認知症ではない可能性もあります。医師の診断を受ける前に再受検をしてみてはいかがでしょうか?

再受検には認知機能検査結果通知書の裏面に記載されている電話番号に電話して再受検についての相談を行ってください。

この記事を読んでいただけているのであれば、次回受検する際はきっとよく勉強をされるのではないでしょうか?認知症でない場合はこれで前回よりも良い結果が出るはずです。

しかし万全で臨んだ検査ですが、それでも芳しい結果が出なかった場合、運転免許の自主返納をお勧めします。

4、運転免許自主返納

最後の最後は自主返納を選択して下さい。医師の診断の結果、運転免許が取り消されたり、また、認知機能検査待ちなどによって運転免許が失効してしまった場合は、自主返納できませんので注意が必要です。

「自主返納のススメ」についてはこちらで紹介しています。

自主返納したことによるメリットも大きいため、今後事故のリスクを負いながら車を運転し続けるくらいなら返納した方が良いのかも知れません。

おわりに

あくまでも認知機能検査は、指標の1つに過ぎません。

この記事で紹介している通り、

「点数が悪い」=「認知症」

ではないということがお分りいただけましたか?

この記事を読んでいる方は、きっと認知症ではないのでしょう。きっと、少しだけ点数が悪かった方か、点数が低かった方を心配するご家族の方なのではないでしょうか?

基本的にこの記事で紹介しているような点数は、第1分類(48点以下)を想定しています。第2分類以上だと取り消されることはないですから、そんなに心配はいりません(予備軍ではありますが)。

たぶん、本当に認知症にかかってしまっている方は進んでこういった記事を読まないのではないでしょうか?ということはここまで読み進めていただいた方は「認知症ではない」ということなのだと思います。

 

 

【高齢者講習・免許更新】令和元年、高齢者講習はこう変わる!

2017年の道路交通法改正以後、高度化・合理化された新しい高齢者講習ですが、問題だらけの改正(改悪?)だったため、2年以上が経過した現在も全国の高齢者運転者教習所の悩みのタネとなっております。

最も問題なのは、予約が取れないこと。中には予約が取れないことによって運転免許を失効してしまっているという事案も数多く起きているということです。
予約が取れない理由は、高齢者人口の増加ということもありますが、もっと根深いのは高齢者講習を行っている教習所自体が受け入れられない状況にあるということです。

»【高齢者講習】予約が取れない問題について

教習所が受け入れられない理由としては、

1、本来の教習所の仕事である新規に免許を取得される方への教習業務が回らない(特に2月3月の繁忙期)。

2、金額的な需要が見込めない。

3、教室の数や広さが足りない。

4、教習コースの円滑性や安全性が損なわれる。

などなど、教習所にとって“お荷物講習”であることは間違いありません。気分を害した方はすみません。

しかしながら団塊の世代の方達が75歳を迎えられる頃この問題はさらに拡大し、手に負えなくなる事態になることは必至であります。
法改正後3年目に突入し、全国の高齢運転者と教習所からの悲鳴は叫びに変わり、もはや待ったなしの状況にいよいよ警察庁も重い腰を上げ対応に踏み切ったということです。

ということで今回の記事は、「令和元年より高齢者講習はこう変わる」というテーマで、警察庁が打ち出した対応策とこれで本当に問題が改善されるのかということに関してまとめてみました。

2019“高齢者講習”はどう変わる?

警察庁からの通達

2019年3月18日、警察庁から全国の都道府県警察やその他関係機関などに向けて、「認知機能検査及び高齢者講習の対策強化」について通達されました。

具体的通達内容

1、運転免許有効期限切迫者に対する対応の強化

・免許センターで高齢者講習等を実施または受け入れ枠を拡大することの検討
・期限切迫者に対する相談対応の充実化

現在、高齢者講習を実施しているのは基本的に教習所であり、免許センターや警察署ではごく限られた一部の都道府県でしか実施されていません。その為教習所に対する負担も大きく、また実施枠も拡大できない状況にあり、免許センターや警察署などでの実施を可能とすることや拡大することによって受講待ちや免許を失効させてしまう高齢者を軽減させることが狙いなのでしょう。

また、実施機関(教習所など)の予約の空き情報などを一元的に把握し、高齢者に対して情報提供することなど相談対応を強化する内容も盛りこまれています。

現状、教習所の空き状況は、各所様々ですが、5ヶ月待ちという話をよく耳にします。5ヶ月待ちの教習所はハッキリ言ってやる気のない教習所で、そのように言っておけば、早く予約した人しか受け入れないということになるので期限切迫者を門前払いできるわけです。警察庁もこうした教習所に対するアプローチを強化しなければ、期限切迫者に対しての本当の改善にはならないのではないでしょうか。

2、高齢者講習の同日実施の推進

75歳以上の方が受験しなければならない「認知機能検査」ですが、その結果によって受講する「高齢者講習」の内容が異なる為、ほとんどの都道府県では、「認知機能検査」結果を受けた後、今度は結果に基づいた「高齢者講習」の予約をしなければならず、二度手間 三度手間の手続きが必要となっています。

この通達では、「認知機能検査」の結果が良かった方については、同日に実施できるように検討することが示されています。そうすれば、高齢者に対する負担はかなり軽減されるでしょうね。

しかし、現状のままでは通達内容について検討はできるものの、同日実施は物理的に難しいでしょう。そもそも予約枠が空いていない状況で、「認知機能検査」が終わって誰が良い点数をとるかもわからない(全員悪い点数の可能性だってある)のに同日にそのまま「高齢者講習」もどうぞ というわけには行きません。教習所はその為に指導員を確保できるほどゆとりはありませんから、そもそもの仕組みを変えない限り実現は難しいでしょう。

3、高齢者講習等の運用の弾力化

a 認知機能検査の人数制限の緩和

認知機能検査では、一度に受験できる方の人数制限があります。

現状では、一回の検査は15人までとなっており、教習所によっては二教室に分けることによりそれ以上の人数に対応しているところもあるということですが、基本的に上限は15人。ただし、1名の検査官につき10人までとなっている為、15名受検者がいる場合には、2名の検査官がいることになります。

今回警察庁からの通達によって、定員15人以下から20人以下まで拡大することとされ、こちらも受検待ちを軽減させる取り組みの1つと言えます。

メリット

・高齢運転者にとっては予約が取りやすくなる。
・教習所も同じ人員の中で収入が増えることになる。

デメリット

・高齢者にとってのデメリットは採点に時間がかかる為、待ち時間が長くなる。
・教習所は、それだけの人数を収容できる教室の確保が困難。
・採点に時間がかかる為、同じ人員でこなさなければならず、仕事量ばかりが増えてしまう。最悪は、休憩時間が削られるおそれもあり。

b 高齢者講習の各科目の人数制限の緩和
ア 双方向講義

双方向講義とは、高齢者講習の内容の中に含まれる、講習担当者と高齢者で双方向に意見等を出し合い安全運転や高齢者特有に危険箇所について意識を深める講義とことです。高齢者講習の中では、30分間設けられています。

こちらの人数制限は、

現状、1人の講習担当者につき6人以下とされ、仮に受講者が12人いた場合は、6人ずつで二教室必要となっています。
今回の人数制限緩和により75歳以上で認知機能検査の結果が第1分類及び第2分類(認知機能検査の点数が76点未満)の判定を受けた者は1人の指導員が12人以下まで担当できることになりました。

残念ながらこの緩和はほぼ意味のない緩和です。第1分類、第2分類の方に対する講習は、基本的に第3分類(認知機能検査の結果が76点以上)の方よりも圧倒的に少ない為、そもそも6人以上で講習を行っているところは少なく(多分存在しない)、実質的に存在しないものに対して緩和されても、「他に打つき手があるのでは?」と疑問が残るばかりです。

イ 運転適性検査による指導

運転適性検査とは、いわゆる目の検査です。目の検査を行うのは1グループ受講者3人の編成で行っているとろ、1グループ4人とする内容です。

»【高齢者講習】運転適性検査とは、内容をわかりやすく解説

ウ 実車による指導

高齢者講習では、実車による指導も行います。
S字をやったり方向変換をやったりで1人につき15分以上はかかるところです。

こちらも講習担当者1人につき受講者3人まで乗車して行いますが、こちらについても4人まで拡大するということです。

このイ、ウの2つについては、時間的に見てもかなり無理な設定となり、現状で時間いっぱいいっぱいでやっているところ、さらに1人増えるとなれば、何かを端折らなければ、物理的に不可能なのではないかと感じます。警察庁は時間内の実施も可能だと行っていますが、果たして何件の実験データに基づいてその結論に至ったのかはいささか疑問が残るところです。

これは、受講者にとってのメリットはあまりないものと感じます。
教習所にとってはデメリットだらけ、1つメリットを挙げるとすれば、1人の指導員で4人まで見れるので、金額的収入は上がるということですが従業員にとっては、それが帰ってくるわけではないので、仕事量が増えるだけということになりますね。

>70歳以上の運転免許更新、「高齢者講習」の具体的内容について解説

まとめ

今回の通達によって大きく3つのことが変わります。

講習の内容自体は一切変わりませんが、予約枠拡大のために現場で働く職員の仕事量が一気に増えることになります。ただし、あくまでもMUSTではなく努力義務程度のものです。

教習所業界は、ただでさえ高齢者講習に対して後ろ向きな感覚を持っているところが多いため、素直に受け入れ、積極的に取り組む教習所が果たして全国で何所あるかが見ものです。

すでに緩和措置に向けて動き出した教習所があるという情報も得ております。

将来私も高齢者になっていく中で、不安になる高齢者の気持ちはとてもよくわかります。この高齢者講習の問題については、本当に意味のある根本的改善をしなければ、やる側も受ける側もただ辛いだけとなてしまっている恐れがあります。もう少し深く実態を調査し、早く互いに納得のいく高齢者講習制度を確立していただきたいと思います。

【閲覧注意】教習所の指導員がおばけについて考えてみた

この世に“おばけ”っていますか?
もしいるのであれば、普通の人間とどのように見分けますか?

教習所で夜間の路上教習を行う際、よくこんなくだらないことを考えてました。もしおばけがこの世に存在するのであれば、横断歩道の近くにその存在が見えた場合、そのおばけの横断を譲ろうとするのか…。因みに私はおばけの存在を見たことも感じたこともありません。もしいるのであれば是非とも会ってみたいと思ってるくらいです。

【交通違反】信号のない横断歩道での歩行者妨害について

私の働いていた教習所は、路上コース上に心霊スポットが存在し、夜間教習でその場所を通る際には、いつも教習生の運転を見ながらもその存在を探していました。仮に教習生の人にそのような力があったとして“おばけ”の存在が確認できるのであれば、突然横断歩道の手前で停止し、見えない存在を譲ったりはしないだろうか。くだらないけど、私一人そんな想像をしながら教習するのを楽しんでいました。

結果、そんなことをしたり感じたりする教習生など存在しませんでした。

というか、

・そもそも“おばけ”なんているのか?
・見える人は、何を根拠にそれが“おばけ”だと断定しているのか
・なぜ写真に写る?

などと、色々思いを巡らせているうちに私なりに“おばけ”の存在についての結論が出ましたので記事にさせていただきますが、あくまでも独自の見解で科学的な根拠は一切ありません。また見方によっては気分を害される方もいらっしゃるかもしれませんので、ご容赦ください。

おばけっているの?

“おばけ”が本当にいるのかを考えてみたいと思います。

ちょっと大げさな話ですが、私たちが住んでいるこの地球が誕生して46億年と言われていますが、全く何もなかった場所に、水ができて生命が生まれました。まだまだ解明できていない地球の不思議は様々ですが、この“おばけ”という存在もその1つなのかもしれません。

これまで地球上には様々な生物がいたわけですが、残念ながら私の知る限り“おばけ”の目撃情報は“人間”ばかりで、あったとしても“犬”か“狐”くらいでしょうか。しかも“人間”の目撃情報もほぼ“現代人”か“侍”に限定されます。地球が誕生して46億年ですよ!これって随分都合が良すぎますね。“原始人の霊”や“恐竜の霊”がいたって良さそうなものですが…。

もし本当に“おばけ”の存在があるのであれば、この世には“おばけ”で溢れかえっているはず、成仏できない霊だけが確認できるのであれば、これまでに成仏できない生物はこの世にたくさんいたと思いますよ。期間限定なんでしょうか?だとすると“侍”は長いですね。怨念が強いんでしょうか?

私が考えるに、“おばけ”という存在へのイメージが固定されているように思えます。近年テレビで放映されている心霊モノの番組は、全てデタラメ。CGの技術が向上している現代において、あの程度の映像を作ることはきっと容易にできるのでしょう。デタラメでなければデタラメではないことを証明して欲しいくらいです。

看護師さんに聞いた怖い話

よく路上教習をしていた時に、私自身あまり無言なのは嫌いな方なので、よく教習の合間に会話を持つようにしていました(運転にゆとりがある方限定)。教習計画上、第二段階の学科教習の中で応急救護の教習がありますが、医師や看護師、救急救命士などはこの教習が免除となります。もちろん教習原簿上にも免除という旨が記載されています。なので免除の方の場合その方の職業がわかってしまうので、会話の中で「看護師さんだから、応急救護が免除でよかったですね」など相手が不快とならないようによく確認していました。

私は、看護師さんには、必ずと言っていいほど聞いていたことがありました。

それは、「霊体験をしたことがありますか?」という質問です。

面白いのは、ほとんどの看護師さんが大なり小なり霊体験をしていること。もちろん運転にゆとりがあればその辺を突っ込んで聞く場合もありました。誰もいない部屋からナースコールがなるというのは鉄板で、その他色々聞いた中の1つを紹介いたします。

『その看護師さんは、“おばけ”が見えるというよりは、生霊が見えるようで、特徴的なのは<今日亡くなる方>の霊が見えるということでした。その方が勤めている病院は高齢の方が多く、特に心臓に重い病をお持ちの方が入院されているということで、残念ながら病院内で最期を迎えられる方が多いということです。
<今日亡くなる方>の霊が見える看護師さんは、患者さんの回診などで病室を訪れると、寝ている患者さんの傍にその本人の姿がはっきりと見えそうで、患者さんによっては自らをじーっと眺めていたり、また他の方は外を眺めていたり、人によって様々なようですが、その姿を確認するとその日のうちにその患者さんは必ず亡くなってしまうということです。

今まで何件も見たことがあるそうですが、初めて霊を見てしまった時は、まさに腰が抜けてしまったそうで、その後慌てて戻ったナースステーションで先輩ナースにその話をすると先輩ナースは、

あなたもやっと見えるようになったのね。

と言ったといいます。まさに一人前の看護師になるための登龍門。これが見れなきゃ認められないのか、すごい世界です。

残念ながらその看護師さんは、その病院を退職する2ヶ月くらい前からその能力を失ってしまったということです。』

カメラと人間の目の違い

カメラ

“おばけ”の存在を語る上で、切っても切れないのは、心霊写真の存在です。最近では写真だけでなく動画もありますが、写真に何か不可思議なモノが写り込んでしまったという経験はありますか?存在しないはずの人、存在しないはずの手、存在しないはずの光など様々ですね。

言っておきますが、全て存在してますからね。

カメラで写すことができるのは、自ら光を放っているものか、光を反射しているものだけです。このいずれかでないとカメラに収めることはできません。

もし不可思議な存在があったのであれば、ただそのように見えてしまっているか、多少のブレ、またはシャッタースピードの問題です。

人間の目

人間の目は、カメラ以上に複雑です。

人間の目で見ることができるのは、カメラ同様、自ら光を放っているものか、光を反射しているものですが、厄介なのは、見た画像の処理を脳が行うということです。これがカメラと決定的に違うこと。

脳は、時にエラーを起こします。それが錯覚だったり、幻覚だったり、だったりします。夢はエラーではありませんが、想像の中で夢と現実をわからなくさせることがあります。

まとめ

以上のことから私が“おばけ”の存在について至った結論は、この世に“おばけ”なんてモノは存在しません。というか存在するわけがない。

人間は、極度の疲労や脳に障害や病気があった場合、また恐怖を感じた時にそのような存在を見てしまったというような感覚になります。それは、錯覚であり、幻覚であり、夢です。“おばけ”の存在が「“現代人”か“侍”しか聞いたことない」ということに挙げたように、自分が知っているモノ、または状況にあったモノしか登場しないのが何よりの証拠です。だってこの世にはたくさんの生物が存在してきたのですから、その他の「知らないモノ」や「状況とは全く関係ないモノ」が見えたっておかしくないのに、脳がその状況に対して都合よく処理し、幻覚を見せているということになります。

看護師さんのお話も、本人が考えたウソ話ではありません。本当に見えていたのです。しかし、看護師さんという仕事の忙しさ、また常に死と向き当ている状況から、そのような幻覚が見やすい環境にあったのではないでしょうか。その証拠が、その方が退職を間近に控えたタイミングで見えなくなったということです。きっと気持ち的に何かが吹っ切れたのでしょう。極度の疲労や緊張から解放されてそのような能力が失われた、というか正常に戻ったというべきか。

人間は、どこかで“おばけ”という存在を信じたいのです。私は全く信じてませんが、そういう世界があって欲しいとは思ってます。だから墓参りに行きますし、神頼みもします。

この話には、賛否あるでしょうが、存在を証明できる方がいれば是非お願いしたいと思います。

 

 

 

【高齢者・ポケモンGO】再ブーム到来で、ながらトレーナーに要注意!

2016年からサービスを開始したスマホゲーム「ポケモンGO」、サービス開始当初からかつてないゲーム性と元々のあったポケモンの知名度によって爆発的にヒットし、一時は公園や神社など人だかりができるほどの社会現象となりました。しかし、ポケモンを捕まえてただ図鑑を埋めるだけの単調さと、都会以外は話にならないほど不利な設定上の問題などにより、サービス開始から半年も経たずに人気の火が消えたかのように思っていましたが、最近再びポケモンGOブームが再燃、特に中高年を中心に人気が高まり、中には70歳以上の高齢者も多く、仲間同士で集まってポケモンをゲットしているということです。

私自身もハマってはいないものの2016年のサービス開始当初から時々モンスターを捕まえて楽しんでいましたが、最近は子供がハマってしまい公園で遊ぶよりもジムバトルやレイドバトルをするために外に連れていかれるようになりました。

「ポケモンGO」の最大の魅力は、やはり遊んでいるだけで運動になるところでしょう。日本運動疫学会の関係者によりますと『ポケモンGO』をやると、1日の歩数が平均1473歩増加するそうで、健康に良いとのことです。たくさん歩いて、たくさんモンスターをゲットすればゲームを優位に進めることができるので、高齢者にとってはお友達と散歩をしながら楽しく健康的にプレイできるので最高の娯楽ということですね。

しかし、再ブームによって心配されるのが、サービス開始当時、社会的問題となった「ながらスマホ」、ポケモンGOが原因となる交通事故があとを絶たなかったこと。そしてこれが再び繰り返されるのではないかということです。

アップデートによって安全性が高まったとされる「ポケモンGO」ですが、果たしてそうなのか、考えてみたいと思います。

ポケモンGOってどんなゲーム?

・フィールド上に現れるモンスターをゲットする。
・モンスターは、図鑑に登録され、図鑑を埋めることがこのゲームの最大の目的。
基本的にはこれだけです。

でも、その図鑑を埋めることがとても難しいのです。また、その中にも様々なゲーム性があり、単純に図鑑を埋めるだけではないので、とても面白い。そしてこのゲームを優位に進めるためには、次のようなことをしなければなりません。
・フィールド上にあるポケストップやジムと呼ばれる場所に行き、それを回すとアイテムを入手できる。
・歩いた距離によって卵を孵化させる。
・ジムにモンスターを配置する。

他にもたくさんありますが、基本的にはこれを繰り返すことになります。
ということは、その場所に実際に行かなければ、イベントは発生しませんしモンスターもゲットできません。とにかく歩くことが重要なのです。

開始当初と現在の比較

速度制限

2016年当初

このゲームの最大のポイントは、いかにたくさん歩くかということになりますが、当然プレイヤーはこう考えます。「別に歩かなくたっていいんじゃないか?」と。そこで、電車、バスはもちろん、自転車、バイク、車にのってポケモン探しに出かけます。誰かが車を運転してくれて同乗中ならまだしも、自らハンドルを握っている時でもポケモンをゲット。そりゃ事故も起こるわけです。

当時、ゲーム上でのスピード規制はほとんどなく、スピードが出ててもポケストップは回せるし、モンスターも出てくる状態で卵を孵化させること以外は、車やバイクで移動中のプレイが最も効率が良かったのかもしれません。

2019

現在は様々な規制があり、危険が考えられるような状態でのプレイはペナルティも課せられるなど、安全面にとても配慮している印象です。

・車や電車などで時速40km以上の速度を出すとモンスターは出現しませんし、ポケストップも回せません。
・時速24km以下で移動しないと移動距離を稼げないので、卵は孵化しません。
・また移動速度が速い場合などは、せっかく現れたモンスターが逃げやすくなるなどのペナルティもあるようです。

ゲーム性

ポケモンを捕まえて図鑑を埋めるだけのゲームではあるものの、現在は様々なイベントや対戦、ジムバトルやレイドバトルなど楽しみ方が広がっていて、かつてのようにポケモンの巣(特定のポケモンが出やすい公園など)に人が群がったりすることはなくなったようです。でもたまにポケモンゲットのために人が集まっているのは、レイドバトルという時間指定でジムで行うバトルをするためです。伝説のポケモンなどレアなものは人が集まらないとゲットできないので、全く知らない者同士が仲間となってモンスターと戦っています。ただ、ジムで行う時間指定の一時的なものなので、バトルが終わると一斉にいなくなります。しかし、一時的であっても住宅地などで騒がしい場合には通報されているケースも多いようですね。

「ポケモンGOプラス」と「どこでも冒険モード」

現在は、スマートフォン上でポケモンGOを立ち上げてなくてもゲームを進めることが可能となっています。

ポケモンGOプラス

腕などに装着してスイッチ1つでポケストップを回したり、ポケモンをゲットできる別売りアイテムです。これがあればスマートフォンの画面を見てなくてもゲームを優位に進めることが可能です。

どこでも冒険モード

ポケストップを回したり、ポケモンのゲットはできませんが、ポケモンGOのアプリを立ち上げることなく歩いた距離を計測してくれます。これは、ポケモンGOのゲーム内の機能であって、特別何かを購入する必要はありません。

運転中ポケモンGOをやる人はいなくなる?

以上の通り、現在は運転中や電車の中などで、ゲームの画面を開かなくても十分楽しめる仕組みにはなっています。しかし、ポケモンGOに依存しているような方は、人よりも優位にゲームを進めたい一心で、運転中でも常に画面を見てポケモンをゲットしたくなるのかもしれません。

運転中ポケモンGOをやる人はいなくなるかは、かつてから比べればかなり少なくなるとは思いますが、残念ながら、きっと「0」にはならないでしょう。さらに再ブーム到来ともなれば、久しく聞いていない「ポケモンで事故」の見出しが再び多くなるのかもしれませんね。

運転中だけではない、歩きスマホに要注意!

高齢者中心に再びブームが巻き起こっているポケモンGO。このゲームの最大の目的は歩くこと。しかも歩きながらポケモンを探したりポケストップやジムを目指すわけですから、きっと前なんか見ないでゲームをしている人も多いでしょう。前を見ていない本人が危ないのはもちろんですが、周りを行き交う人も巻き添えにならないように注意が必要です。

とても楽しいゲームですから、夢中になるのもわかりますが、周りに迷惑にならないような配慮を願いたいものです。

「ハリーポッター」ゲーム、2019配信予定!

ポケモンGOの開発運営元ナイアンティックの新作として2019年配信予定のゲーム『ハリー・ポッター:魔法同盟』ですが、ポケモンGOと同じくAR技術を搭載したゲームとなっているようです。

AR機能を使ったゲームであれば、ポケモンGOばかりではなく今度はハリポタをやっている人も街に溢れ、ながらスマホだらけにならないだろうか今から心配であります。

でもゲームとしては面白そうなのでこちらも注目ですね。

おわりに

ポケモンGOの再ブームとその安全性などについて考えてみました。間違いなく配信当初から比べると安全性は高まったと言えますが、未だにバイクや車で移動しながらプレイした方が効率が良いのは変わりません。ポケモンGOは楽しいゲームです。しかし一部の身勝手な行動によって人の命が奪われないことを祈るばかりです。

【自動二輪免許】バイクの免許を取得すべき7つの理由

自動二輪免許を取りたいけど悩んでる方、危ないからという理由で家族に反対されている方、また乗りたいけど身長が低くて諦めている方へ

悩んでいるなら、まず取りましょう。その後いらないなら乗らなければ良い。

家族に反対されているなら、自動二輪の安全性をご家族の方にしっかり説明しましょう。

身長が不安なら教習所で相談しましょう。身長が140cm台の方でも勇気と根性があれば取得できます。

経済的な面で取れないなら、削れる経費は削ってヘソクリしましょう。

今回のタイトルは「二輪免許を取得すべき理由」ですが、私が思うに二輪免許を取らない理由が見つかりません。むしろどうしても取れない理由、例えばハンディキャップなどがあり物理的に不可能でなければ、全ての方が取得すべき免許だと思っています。

バイクの免許を取りたいと思っている方も全く興味のない方も少しでも二輪免許に関心を持っていただけたらと思っています。是非参考にしてください。

二輪免許のススメ〜取得すべき7つの理由〜

1、原付や車より安全

 

全国の状態別交通事故死者数を見ると、毎年1位が歩行中、2位が自動車乗車中、3位に二輪車乗車中、4位が自転車乗車中となっています。因みに割合は歩行者と自動車乗車中で合わせて70%程度を占めていて二輪車乗車中は17%程度。運転手がむき出しである二輪に比べ自動車乗車中の方が多くの方が亡くなっていることがわかります。

しかも自動二輪が第一当事者となる死亡事故の大半が125CC未満(原付及び原付二種)の車両によるものとなっているようで、普通自動二輪の免許に関わる車両の交通死亡事故件数は圧倒的に少なく、二輪車=危険というのは、統計的に見ても否定される結果となります。

また自動車よりも二輪車の方が安全性が高い理由としては、死角が少ないという点です。自動車にはピラー(柱)があり、運転手の視界を遮ってしまうデメリットがあります。見えない場所にこそ多くの危険が潜んでいる為、こうした死角の少ない二輪車は危険の見落としが少ないと言えますね。

もちろん二輪車は100%安全なわけではありません。安全に道路を使う為に技術を磨く必要はあるでしょうし、知識も備わってなければなりません。さらに安全意識が高ければ、事故に遭遇するリスクはかなり軽減され、安全な乗り物であると言えるわけです。

「バイクで死なない為の考え方」についてまとめた記事はこちら

 

自動車の運転スキルが上がる

二輪免許を取得するメリットは、自動車の運転にも現れます。

道路は、様々な車種が混在し、走り方や考え方、また危険予測も車種によって様々です。もし互いの気持ちが理解できていれば、相手の動きを事前に予測し柔軟な対応が可能になるのではないでしょうか。

であれば、普通自動車と自動二輪車、両方の運転スキルを身に付けることによって互いの動きがより深く読み取ることができ、普通自動車にしても自動二輪にしても運転のレベルが明らかに変わていくはずです。

運転免許の車種を追加するということは、単に追加した免許に関わる車種の運転ができるようになるだけではなく、その他所持する免許の運転スキル向上に繋がると言えます。

現に自動二輪免許を持っている方が普通免許を取得する為に教習所に通うと、明らかに新規で普通免許を取得される方より始めから上手に運転できることがほとんどです。事故を起こさない為の技量を身につける意味でも、いろんな車種の免許を取得することがオススメですが、特に自動二輪は他の車種とは車両特性が大きく異なる為、自動二輪免許を取得すれば、他の車種のスキルアップだけでなく普通車から見た二輪車の動きを深く読み取ることができて、セイフティドライブに大きく寄与することになります。

車に乗るよりリーズナブル

車を維持するためには様々なコストがかかります。保険(自賠責保険及び任意保険)、税金、車検、駐車場、燃料、その他消耗品などは最低必要です。
車とバイクだとその維持費は大きく異なり、圧倒的に自動二輪の方が低コストで乗ることができます。

保険料

車に乗るために絶対に加入しなければならない自賠責保険ですが、2年間(車検ごと)に更新したとすると普通自動車の場合で約26,000円、自動二輪(125cc超250cc以下のクラス)で約12,000と倍以上の開きがあります。

また任意保険は、保険会社や加入内容によって金額が大きく変わりますが、全年齢で最低限加入すべき内容(対人対物無制限など)で考えた場合、年間で自動車は150,000円程度、バイクは70,000円前後といった感じで、やはり金額に倍以上の開きがでます。

税金

税金に関してはどうでしょう。

普通車は毎年払わなければならない自動車税に加え、車検ごとにかかる重量税があります。1年ごとの金額で考えると合計約47,000円(1500ccクラス)程度の負担となり、自動二輪は排気量によって重量税がかからない場合がありますが、125cc超250cc以下クラスの場合で年間合計8,500円(重量税+自動車税)の負担となります。金額差は5倍以上で圧倒的に二輪車の方がコストが抑えられます。

駐車場代

また駐車場は普通自動車の場合、車庫証明を取らなければならず、自宅に止められない場合は近所に車庫を借りなければなりません。車庫証明を取らなくて良い事以外は自動二輪も同じ条件ですが、車両自体の大きさが全く違うので自動二輪の場合は自宅に止めるハードルがかなり低くなりますね。

燃料代

燃料代は、もちろん車種や乗っている頻度によって様々ですが、車種ごとの燃費で普通車と二輪車で比較すると
普通車は、約10km/l前後
二輪車は、約20〜30km/l

といった感じです。もちろん車種によっては、もっと走るものがあったり全く走らない(燃料の垂れ流し)のものがあったりしますが、平均的にみるとこんな感じでしょうか。ここでも倍以上の開きが生じますね。

消耗品

タイヤやバッテリー、ブレーキパッド、各種オイルなど車を維持する上では、絶対に必要な経費となります。それぞれ毎年交換する必要はないと思いますが、もちろん乗っている頻度によっては毎年のように交換しなければなりません。例えばタイヤで比較してみると、もちろん金額はピンキリですが、タイヤの大きさや本数は違うのにそこまで変わらない印象です。消耗品に関しては、二輪の料金設定はかなり強気なものとなっています。二輪の方が割高なものも数多くあります。ただし、年間通じて必ずかかるコストではないので、命を守るためのお金なので惜しみなく使うべきだと思います。

普通車と二輪車の年間コスト総合比較

普通車(1500ccクラス)

・保険 (自賠責保険+任意保険) 約180,000円(年齢や等級、車種によって異なる)
・税金(重量税+自動車税)47,000円(排気量等によって異なる)
・燃料(年間10,000km走る方の場合)約130,000円
・駐車場(都心部)20,000×12ヶ月 約240,000円
・消耗品(オイル交換等)約20,000円

合計 約617,000円

二輪車(250ccクラス)

・保険(自賠責保険+任意保険)約76,000円(年齢や等級によって異なる)
・税金(重量税+自動車税)8,500円
・駐車場 ご自宅の敷地内に止められればタダ、野ざらしの駐車場契約で約5,000円×12ヶ月 60,000円ってとこでしょうか。
・燃料(走行距離10,000km、20km/l計算で)約65,000円
・消耗品(オイル交換その他)約20,000円

合計 約229,500円。

ざっくりですが両者とも多く見積もってこのくらいの年間コストがかかります。しかもこれに加え1年に一回の定期点検代、2年に1回の車検代(250cc以下の二輪車は車検がありません。)がかかります。こう考えると乗り物を維持するのって大変ですね。何れにしても決して安くない金額ですが、自動二輪の方が圧倒的に低コスト。学生のアルバイトレベルでも維持が可能ではないでしょうか。

移動手段の幅が広がる

通学、通勤、その他ちょっとした買い物など、車で行くほどではないけど自転車では遠いってことありませんか。
また、電車で行くと遠回り、直線距離だと物凄く近いとか、車で行くと時間が読めない、バイクで行けば時間に余裕が持てそうとか、、、。

自動二輪があれば様々な場面で活躍してくれそうなことが、かなり多く考えられると思います。

東日本大震災の時も東北地方や関東地方では、電車が止まってしまい、交通が大混乱する事態となりました。帰宅難民が街に溢れ、また都心部に取り残された人を迎えに行く車で大渋滞となり、全く動きがとれなくなるという経験をした方も多かったのではないでしょうか。今後大規模な震災に見舞われた場合、交通規制がかかり都心部への進入ができなくなりますが、街は再び大混乱することが予想されます。震災に限らず電車が動かなくなった場合など、とにかく移動しなければならない状況になった時、最も活躍するのが自動二輪ではないでしょうか?

様々な場面で移動手段の選択肢が広がれば、きっとあなたにとって重要なお助けアイテムになるでしょう。「持っててよかった自動二輪」きっとそう感じるに違いありません。

趣味が増える

移動手段だけでなく趣味として二輪に乗っている方も多いですね。春先や秋の紅葉シーズン、肌で季節を感じながらツーリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。みんなで車に乗って楽しい会話をしながらのドライブも良いですが、ツーリングだって、ドライブでは味わえない達成感と壮快感!最高ですよ。いろんな人に出会い、いろんな美味しいものを食べる。突然の雨や気候の変化、辛いこともありますが、それがまたツーリングの醍醐味で良い思い出になります。

あなたの趣味の1つに加えてみてはいかがでしょうか?

映えが狙いやすい

旅先では、絶景や美味しいもの、そこでしか味わえないいろんな出会いがあります。インスタグラムをやってる方にはこれ以上ないインスタ映えの宝庫です。特に女性ライダーには、お勧めですね。そのカッコよさと、美しさに注目されること間違いなし!インスタだけでなくモトブログを初めてみてもいいかもしれませんね。あなたの生活が一変すること請け合いです。

仲間や友達が増える

そういったSNSやブログなどを通じて、多くの仲間や友達が増えます。

また入ったばかりの学校や職場でなかなか仲間ができない方、共通の趣味の人がいれば、そこから仲間の輪が広がっていきます。既に存在するツーリングチームやサークルに入っても良いでしょうし、自ら立ち上げて仲間を増やす方法もあります。

もちろん仲間なんかいらない、一人で楽しみたいという方もいらっしゃいます。そんな方には一人で行くツーリングもお勧めですよ。一人で行くツーリングをソロツーリングと言います。でもソロドライブって言葉は聞いたことがありませんよね?ということはツーリングの場合、一人で行くからこそ魅力的なこともいっぱいあるということです。バイクって一人で楽しんでいても、知らないうちに仲間が増えてるなんてこともあります。

どんどん仲間を増やしてバイクライフを楽しんでください。

おわりに

これまで、二輪車の魅力についてまとめてみましたが、他にももっとあるはずです。そんな魅力に溢れた自動二輪免許、取らない理由が見つかりません。逆に二輪免許がいらない理由がわかりません。

ここまで読んでいただけたなら少しは二輪に興味があるはずです。二輪免許取得に迷っている方、親御さんや奥様に反対されている方、身長の問題で躊躇されている方、経済的に難しい方、二輪に乗るのが怖い方、いろんな方がいらっしゃいます。まずは、教習所に行って話を聞いてみてはいかがでしょうか?

まずはスタートラインに立たなければ何も始まりません。あなたの二輪のある生活、応援してます。

 

【自動二輪】バイクで死なない為の考え方

バイクは一度事故を起こせば「死に直結する乗り物」だということで、敬遠される方も多くいます。私は20年以上バイクに乗ってますが、今もこうして生きています。それって運が良いからでしょうか?因みに最近は危ないと感じる事もほとんどなくなりました。(いや、昔は危ないと感じた事も今では危ないと感じなくなったという方が正解か)経験値が上がれば、全ては予測の範疇にあるからです。

バイクは乗り方によっては危ない乗り物。

でも少しでも事故が起こりづらい走り方や考え方が備わっていれば、防げる事故がほとんどです。

そもそもバイクの事故って何で起きるのでしょうか?

・スピードの出し過ぎ?
・安全不確認?
・すり抜け?
・法令違反?
・技量不足?
・技量過信?
・自分に原因はなかった?

もちろん事故のケースによって様々ですよね。

でも死にたくないのはみんな一緒。死にたくて乗ってる人なんて誰もいません。

では、絶対死なないためにはどうしたらいいのでしょうか?

10代の頃バイクに乗って帰ってくるとよくこんな事を思ってました。
「ああ、今日も生きて帰ってこれた。」
そして夜中に帰ってきてすぐ寝ようとすると、心拍数が上がってしばらく眠れない、なんてことも。

今考えると、その頃の運転は「物凄く危ない走りをしていたなあ」とつくづく思います。

簡単にいうと、ただ走ってただけ。若さゆえの反射神経で標識標示なんて関係ない、ただ道路をくぐり抜けてきました。そして運が良かった。
そんな無謀な走りから年数を重ねるごとに、また教習指導員という仕事の助けもあり、あの頃から比べれば無意識に道路を読む習慣が身についていると思います。もちろん100%ということはありません。道路は想像を超える出来事が起こる場合がありますので。

では、元指導員という立場はもちろんですが、20年以上の運転経験から、私が意識している「バイクで死なない為の考え方」をまとめました。

バイクで死なない為の考え方

技量は必要、過信は禁物

当然のことながら、転倒しない為の技術を磨くことは必要です。教習所を卒業するレベルは最低ライン。年数を重ねるごとに多少上手くはなりますが、それはただ慣れただけで決して本当に上手なわけではありません。私も二輪を乗り始めて何年かした頃、自分自身では上手いと思って走っていました。大型二輪も敢えて試験場の一発試験で取得し、取得した喜びは感じず、当然という気持ちでしかありませんでした。しかし、普通自動車の教習指導員課程を経て、自動二輪の指導員試験の為に訓練が始まった頃、練習に付き合ってくれた先輩指導員の走りに驚愕しました。コーナーリング、低速バランス、小旋回、とにかく何もかも歯が立たず、私の自信も全て崩壊し、かなり悔しい気持ちになった記憶があります。

運転に自信のあるあなた。ハッキリ言ってあなたの運転も下手です。
一本橋3分以上乗れますか?
スラロームで3秒台のタイムが出ますか?
自動二輪に乗ったまま足をつかないで1分止まってられますか?

これができる人も上手だと思ってません。
上手だと思った時点でそれは過信です。

よく初心運転者講習(免許取得後1年以内に1回の違反で4点以上、2回の違反で3点以上の行政処分の付けられた方に対する講習)を担当していた時に、自信に満ち溢れた彼らに対し、絶対ついてこれないようなスピードで、かつ難しい課題をやってもらっていました。ついてこれた人は一人もいませんでした。そしてその後私はこう言います。「よくこの程度の運転で違反運転ができましたね。私なら怖くてできませんよ。」と。

上手な人ほど道路の怖さを知っています。
上手な人ほど違反運転が事故につながることを知っています。
上手な人ほど自分を抑えることができます。

転倒しないための技量は必要ですが、過信は禁物です。
その本当の意味がわかった時、事故を起こさないためのマインドが1つ備わったことになるでしょう。

法律は勉強せよ!

違反をした人の中には、違反をした自覚のない方も多くいます。
事故で亡くなってしまった方の中にも、自分で悪いことをしていたと知らずに亡くなった方もいるでしょう。

道路を使う上で、道路交通法を知らずに運転するのは自殺行為です。もっと言えば、殺人者です。

車は時に凶器になり得るからです。

私の持論ですが、違反者に対する罰則をもっと強化すべきだと思います。例えば、違反した者は、更新時に学科試験を受験しなければならないとし、合格点が出なければ運転免許を取り消しとする法律はいかがでしょう?絶対に誰しもが反対ですよね。でもそれって甘くないですか?人の命に関わる免許、法律を知らなくても反則金を収めればそれで良いというのは、いかがなんでしょうか。例えば法律を知らない人に自分の子供を轢き殺されたらどう思いますか?もう子供は戻ってきませんよ。

法律を勉強するということは、周りの人たちの命を救うことはもちろんですが、みんながそれを守れば、道路はとても安全になるのではないでしょうか?

法律を知らない = 死ぬ(殺す)可能性が高くなる

私はそう思います。

すり抜けは、あの世への近道

以前すり抜けが違法になるかどうかについて記事にしました。見てない方はこちらをどうぞ。

その記事でも触れていますが、そもそもなんですり抜けをするのでしょうか?
すり抜けること自体が運転の癖になってしまっている方も多くいらっしゃいますが、ほとんどの方は先急ぎが理由なのではないでしょうか?

自動二輪の魅力は目的地まで早く着く。そして早く到着するためにすり抜ける。

すり抜けという行為を肯定する方もまた多くいらっしゃいます。
「暑い中、寒い中、雨に打たれても頑張って運転している。自動二輪の最大の魅力は、目的地に早く着くこと。そして時間が読みやすい。だからすり抜けをするんだ。」と。そしてこうも言います。「事故はほとんど交差点で起きるもの。だからすり抜けをしても交差点に出るときは一旦止まりますよ。」

なるほど、交差点事故を防止するために交差点を出る前に一旦止まれば良いんだと。

しかし、当然事故は交差点だけで起きるものではありません。想像してください。

『渋滞の間をすり抜けていきます。交差点に出る前には一旦止まり、再びすり抜けます。しかし、交差点のないところを対向車が右折して曲がってきます。大型貨物が道を譲っているようです。しかし大型貨物の向こう側は、死角となって見えません。そのまま対向右折車に気付かず正面衝突して死亡事故になりました。』

なぜこのようなことが起きるのか。そうです。道路には、交差点だけじゃなく道路に面した駐車場が無数に存在します。コンビニ、ガソリンスタンド、マンション、その他。あなたはこれら全ての駐車場、脇道、その他見極められますか?私は運転経験が豊富ですが、はっきり言って無理です。

すり抜け行為そのものが事故を招き、そしてあの世への近道となるんんです。

死にたくなければ、お家を30分から1時間早く出ましょう。

速度超過は死亡フラグ

死亡フラグとは、ドラマやゲームなどで登場人物に近い将来おこりうる不吉な兆候。

フラグ=旗という意味で、作品内でストーリーや状況が大きく変わる節目、分岐点の目印を意味する。

例えば、戦争映画の登場人物が無事に帰れたら結婚することを語り出した場合「死亡フラグ」が立ったことが想像できる。大体その後の展開で結婚を語った兵士は戦死することになるというベタな流れになりますね。

とにかくドラマなどでその行為をするとその登場人物がこの後死ぬことになるだろうと予感させる瞬間の事で、仮にドラマで「速度超過」をしているシーンが出てきたとしたら、この後この人は事故を起こすんだなーと予見できませんか?

まさに二輪車の死亡事故の原因の多くは「速度超過」です。

でも、速度を超過したら事故を起こすのは当たり前ですよね。空走距離や制動距離は長くなりますし、遠心力、衝撃力などの運動エネルギーは速度の二乗に比例して大きくなっていきます。

速度超過をする人は、よっぽど運転に自信があるのか、気がおかしくなったとしか思えません。

とにかく死にたくないのであれば、速度は控えましょう。道路はそんなに甘くありません。

言葉無き会話を楽しむ

先日、私の運転する車の前で人身事故が起きました。

前方を走る二輪車が、突然左に寄せて停車しました。その直後を走る車が、まさか停まるとは思っていなかったようで、そのまま追突し二輪車は道路外へ弾き飛ばされ、二輪車の運転手は宙を舞い着地したところを更にその車に踏まれてしまいました。幸いにも命に別条はなかったようですが、あわや死亡事故という場面でした。

この事故の問題は、両者の意思疎通が図れていなかったということ。要するに言葉なき会話が成立してなかったということです。

走行中は、当然他車との会話はできせん。しかし相手の動きやその他の様々な情報の中で、この後の運転行動を読み取る必要があります。例えば方向指示器や走行位置はもちろんですが、相手の走行速度や運転手の視点、周囲の信号機や交差点、またお店など何かが起きる瞬間には、その事柄が起きる前に必ず何かの情報や手がかりが隠されているはずです。それを一瞬で読み取り、判断し、行動するんですが、経験の中で培っていくものです。

運転中こんなことがありました。あなたならこの後どうするか考えてください。

「片側一車線(時速40km制限)の道路を走行中、前方を走行中のタクシーがハザード(非常点滅表示灯)を点灯して左側に寄せていきました。(対向車、後続車はいません。また乗車の為に手を上げているお客も存在しない状況)」

 

大体の方は、このタクシーを単純に避けていくはずです。

 

しかし、その時の私は、何かの違和感を覚え、避ける為に右に寄せながら車両を停止させました。その瞬間です。タクシーは突然転回(Uターン)し、今来た道を戻っていきました。もし私が停止していなければ完全に巻き込まれていたはずのタイミング、瞬間的に状況を読み取りタクシーが突然転回してくるかもしれないことを予見しました。まさにファインプレー!

相手の動きを正確に読み取ること、そして自分が何をするかを正確に相手に伝える走行技術。この2つが確立すれば、事故の可能性はかなり低くなるでしょう。そしてそれを楽しむことができれば運転がもっと楽しくなるはずです。

交差点でスナイパーを見極めろ!

スナイパーとは、狙撃手のこと。日本の道路にそんな人いません。でも殺される人はたくさんいます。そう、ここで言うスナイパーとは事故の加害者になり得る人を指します。そのスナイパーを見つける能力が「バイクで死なない為」に、重要だと言うことです。

特に交差点は道路における最も交通事故の多いポイントとなります。そこで、相手を見極めるんです。

自動二輪と四輪以上の車両が交差点で起こす事故の特徴は、主に3つ「巻き込み」「右直」「出会い頭」です。いずれも死亡事故になり得る交通事故形態となります。

自動二輪の交差点での死亡事故事例を見れば、ほとんどのケースが二輪車が交差点を直進する際に起こっています。そう、ここに落とし穴があります。交差点を直進するといえば、最も優先であり、最も警戒が緩む瞬間。速度は落とさない、ブレーキを構えない、他車を警戒しない。言ってみれば「俺が優先!」と言う感覚になりやすいのです。でも周りの車はそうは思ってません。いや、思えないのです。理由は、二輪車が二輪車の運転手が思っている以上に小さい存在だからです。

例えば、こんな実験をしてみました。

・道路の真ん中に被験者を数名立たせておきます。
・被験者は指示があるまで目を瞑っているように指示を受けます。
・2度指示を受け目を開けます。
・1度目は普通自動車が自らのすぐ近くを走り抜けます。その時感じた普通自動車の速度を書き留めます。
・2度目は二輪車(400CC)の自動二輪が自らのすぐ近くを走り抜けます。再び感じた速度を書き留めます。
・いずれも同じタイミングで瞬間的に速度を判断し書き留めると言う条件で行います。

この時被験者はどのような速度感覚に感じているかは、多少のばらつきがあるものの。面白いのはほとんど全ての被験者が普通自動車の方が早い速度であったと結論づけます。実際には、普通自動車も自動二輪者も全く同じ速度で走っていたというもの。人間の感覚には錯覚があり、同じ速度でも小さいものの方がより遅く感じられてしまうということが、この実験でわかります。

道路を走る中で、運転手は一瞬で状況を判断し行動することを繰り返します。

自動二輪は、その存在が小さいが故、
・相手が遅く感じている(このタイミングなら曲がれると考える。)。
・死角に入りやすい(一瞬見えなければ、答えは存在しないものと考える。)。

しかし、自動二輪の運転手は、交差点を直進するのだから「俺が優先!」となりやすい。

・優先だと思いスロットル(アクセル)を戻さない。いや、むしろ加速する。自動二輪に対して
・先に曲がれる!あるいは、何もいないと思っている交差点周辺の車両。
この両者が衝突するのは必然であります。

「交差点ではスナイパーを見極めろ!」これは自動二輪を「軽視」、または「気付いていない」車両を見極めろということ。

これが見極められれば、あなたは交差点事故を回避することができるでしょう。

おわりに

今回は、私の経験を元に「バイクで死なない為の考え方」をまとめてみました。

この考えが常に備わっていれば、あなたは絶対に事故を起こさないでしょう。

技量研鑽に努め、法律を理解し、すり抜けや速度超過など自ら事故を招く行為は慎み、相手の動きを読み取る。

ここまでできればパーフェクトですが、なかなか簡単なことではありません。しかし、この記事をきっかけに何も考えない運転を卒業し、この究極に向かって一歩ずつ前進してみてはいかがでしょうか。

【軽井沢】スキーバス事故の真相に迫る〜何故あの事故は起こってしまったのか〜

2016年1月15日1時55分頃、長野県北佐久郡軽井沢町の国道の国道18号碓氷バイパスの入山峠付近で、定員45人の大型観光バスがガードレールを超え道路脇に転落した単独事故。乗員・乗客41人(運転手2人、乗客39人)中15人が死亡(うち乗員は2人とも死亡)するという、この30年の中で最悪のバス事故で、また犠牲者の多くが大学生だったということもあり、日本中の人が深い悲しみに包まれました。

何故こんな事故が起こってしまったのか、事故後TVなどで連日報道され、その事故原因について「運転手の飲酒?持病?居眠り?」「会社の管理体制の問題?」「車の故障?」など専門家によって様々な議論が展開されました。

教習所の指導員だった私も、指導員としての視点や運転手の人物像、また会社の管理体制などから、この事故の原因について検証してみました。

あの時車内では一体何が起こっていたのか?
誰が運転していても同じことが起きていたのか?

今となっては、運転手の方も亡くなっていますので、真実は闇の中ですが、今回はその運転手の視点に立って専門家などの意見や確認されている事実を元に私独自の考察をまとめました。もちろん事実と異なる可能性もありますのでご了承下さい。

事故の概要

バスは、群馬県から長野県方面に向かう国道18号碓氷バイパスの緩やかな下り坂を走行中、左側ガードレールに接触したのち対向車線へはみ出し、約100m先のガードレールに衝突しながら道路右側に転落しました。バスは3m下の斜面で横倒しになり、フロントガラスが割れるなど車体前面が破損。天井部分も立木に衝突しひしゃげて大破した。事故当時、路面は凍結しておらず、事故後の路面には通常のブレーキ痕とは異なる片輪だけのタイヤ痕が直線的に残されていました。本来バスはツアーの行程表によると、松井田妙義ICから上信越自動車道を利用して斑尾高原のホテルへ向かうことになっており 、事故現場となった碓氷バイパスは計画と異なる経路であったとされています。

乗客乗員合わせて41人中15人が死亡、無事だったその他の乗客も全員が負傷するという最悪の事故となりました。

事故の状況と原因

事故当時、マスコミによって事故状況が明らかにされました。

・運転手は大型バスの運転に不慣れだったこと。
・運行管理者に報告なくルートが変更されていたこと。
・事故を起こした会社「イーエスピー」がツアー会社「キースツアー」から国が定める基準額27万円から大きく下回る約19万円で依頼を受けていたこと。など

また事故原因についても様々な専門家によって議論が展開されました。

・運転手が一定の時間意識を失ってしまったのではないか。
・下り坂でブレーキが効かなくなってしまったのではないか。
・運転手が小型バスには慣れていたが、大型バスの運転に慣れていなかったから。

私も様々な意見を聞く中で、仮に自らが運転していたら同じような事態になっていたのか、またバス会社の管理体制が整っていれば、事故を防ぐことができたのかなど様々な疑問が出てきました。では、「運転手の気持ちになってみては?」ということで、事故の約5ヶ月後ツーリング途中に立ち寄ってみました。

写真は現在の様子(遺族会「1・15サクラソウの会」として2018年5月27日、事故現場近くに慰霊のため「祈りの碑」を建立しました。)ですが、私が訪れた時には、献花台が置かれ、バスが転落した付近と思われる場所は生々しい傷跡が残されていました。

私は、バスの進行方向を逆に戻る形で走行しました。注目したポイントは、カーブのキツさと斜度、また下り(私が進行している側だと登りということになります。)がどのくらい続くのかです。

カーブのキツさ

事故現場付近はものすごく緩やかなカーブで、群馬県側に近づくほど半径が小さくなる。ということは、バスは半径の小さいカーブを走り抜け、緩やかなカーブで事故を起こしたことになりますので、ハンドル操作の難易度は事故原因にはなりません。

斜度

こちらも緩やかな下りという印象です。しかし少し群馬県側に進むと軽井沢方向に向かって下り坂8%の道路標識があり、事故現場手前では少し斜度がキツめだったと言えます。運転手は突然の勾配の変化に耐えられなかった可能性はあります。

下りの長さ

事故現場のなった碓氷バイパスは合計45箇所のカーブがあり、事故現場は群馬県安中市側から数えて43番目となります。因みに下り坂が始まるのは39番目からで、事故は下り始めて4番目のカーブで起きたものです。ということは下り始めて間もなくの事故ということになります。また奇しくも事故現場を通り過ぎた目の前に緊急避難場所が存在し、そのカーブを通過していたら避難場所に入り助かっていたのかもしれません。

現場を見た感想

はっきり言ってこんなところで事故が起きるのが不思議なくらい難易度の低い道路という印象でした。でも事故は起きたんです。必ず何かの原因があるはず、そしてその原因を究明するためには、2つの謎を解く必要があります。この2つの出来事がなければこの事故は絶対に起こっていなかったからです。

2つの謎

1つ目の謎、何故ルートを変えたのか?

本来のルート

・東松山ICで関越自動車道を下りて、一般道で松井田妙義ICへ
・松井田妙義ICから上信越道で斑尾高原のホテルへ

変更されたルート

・本来休憩場所として設定されていた高坂SAを通過しそのまま関越自動車道で上里SAへ(上里SAにて休憩)
・その後高速道路から下りて事故現場となった碓氷バイパスへ向かうが、予定していた松井田妙義ICでは高速道路に乗らずそのまま下道で軽井沢方面に向かっていた。

変更された理由(現場の独断で変更されたため予想)

・事故車に乗っていた交代要員の運転手は前月の乗務中、高坂SAの混雑を理由に、イーエスピーに連絡し、当初下りる予定だった東松山ICを通過して上里SAで休憩を取り、当初利用する予定だった上信越道を利用せず国道18号を利用していました。事故車の乗客も「上里SAで休憩した」と証言しており、事故車の運転手も同様の理由でルートを変更した可能性があるとみられます。

・しかし当日は平日の深夜ということもあり高坂SAを通過したであろう23時頃が混雑していたということは考えにくく、現場の判断で都合の良いルートを選択した可能性が高いと思われます。乗客への説明で休憩場所や休憩回数について具体的なものはなく曖昧な説明だったという証言もあり、どちらかというとベテランの交代要員の運転手の意見で上里での休憩にしたのであろうことが予想できます。

・松井田妙義ICで高速道路に乗らなかった理由は、東松山ICから上里SAまで本来予算にない高速料金を使っているため、その帳尻あわせのため碓氷バイパスをそのまま進む道を選んだということになります。

・交代要員の運転手は過去に幾度か同じことを繰り返し、金額的にも時間的にもバスの運行上問題ないということがわかっていたと思われます。例えば天候などの状況によっては、通常のルートを使うとか、彼なりのマニュアルが頭の中にあったのでしょう。

・しかし、相方の運転手の技量までは測れなかった…。

2つ目の謎、事故当時、何故そんなにスピードが出てた?

では、その相方である事故当事者である運転手は、事故当時なぜそんなにスピードを出してしまったのでしょうか?
いや、出てしまった、あるいは抑えられなかったのでしょうか??

上の写真は、バスが事故を起こす直前(事故現場250m手前)に撮られた監視カメラ映像の静止画です。オーバースピードのために遠心力の影響を受けて車体が外側に傾いてしまっていることがわかりますか?バスは事故直前に急ブレーキをかけていたとみられましたが、監視カメラの映像ではブレーキランプは何度か点滅するが、ほとんど点灯したままの状態だったため、居眠り運転や意識を失っていた可能性は低く、何らかの原因で制御不能となっていたことが伺えます。事故当時のバスの速度は100km/h前後出ていたとみられますが、先ほども紹介した通り、事故現場は碓氷バイパスの長い上り坂が終わり、下り始めた矢先の事故であるということから、制御不能となってしまったことが理解できません。

車の故障?

事故を起こしたバスは2015年3月、メーカによる点検で、車体の床下および車輪支持部品の腐食が進み、使用が危険との報告が上げられたものの、修理されず車両が転売され運行されていたことが判明しましたが、このことが制動装置に影響し制御不能になったことは考えにくいと思います。

ベーパーロック現象?

よく教習で聞く話としては、「下り坂でのブレーキペダル多用は危険です。下り坂ではエンジンブレーキを使用し、なるべくブレーキペダルを使用しないようにしましょう。」というものです。これは、ベーパーロック現象(自動車のフットブレーキの液圧系統内部にブレーキフルードの過熱による沸騰で気泡(蒸気)が生じる現象として知られる。この状態でブレーキペダルを踏んでも気泡が圧力を吸収してしまいブレーキの効きは著しく悪化する。)によってブレーキが効かなくなり、制御不能となり得ます。

しかし、今回のケースは、大型バスでの事故のため、油圧ブレーキではなくエアブレーキ(空気の圧縮の力を使った制動装置)です。要するに沸騰するブレーキフルードが存在しないためベーパーロック現象は起こり得ないということになります。

バタ踏み

ブレーキペダルの踏み込み・ゆるめ操作を短時間に必要以上繰り返すと(俗にいう「バタ踏み」)、コンプレッサーに貯めた空気を消費し、ブレーキ力が失われる場合があります。今回のケースはこの可能性が最も濃厚と思われます

では、なぜ運転手は短時間にコンプレッサー内に貯めた空気を消費するほどブレーキを多用することになったのか。

運転手の経験と知識の不足

何度もお伝えしています通り、この事故は下り坂が始まった矢先の事故であります。しかし距離的にはアクセルを踏んでなくてもバスを時速100kmの速度まで加速させるには十分で、大型の運転手は小型バスの運転とは異なる下り坂の対応が求められます。

排気ブレーキ

ディーゼル車特有のもので、簡単いうとエンジンブレーキを強化するためのものです。大型貨物や大型バスではごく一般的で普段から仕事などで運転する方の中では知らない人はほぼいないでしょう。しかし今回事故を起こした運転手は、それを知らなかった可能性が高いと思われます。

引き上げられたバスのシフトはニュートラルになっていた

今回事故を起こしたバスが数日後に引き上げられ、その時の入っていたシフトはニュートラルだったことが報道されました。

ニュートラルに入っていたということは、下り坂の基本であるエンジンブレーキもそれを強化するための排気ブレーキも効きません。その為このような事故になっても何ら不思議はないということです。問題なのは、何故ニュートラルに入っていたかということです。

スキーバス事故の真相〜なぜこんな事故が起こってしまったのか〜(仮説)

・斑尾高原スキーツアーのバス運転手2名は、事前の打ち合わせで運行管理者への報告なくルート変更を確認した。この変更が重大事故を招くきっかけとなった。
・変更したことによって予定していた休憩ポイントは通らない可能性もあり乗客には曖昧な説明を行った。
・ツアー行程通りであれば立ち寄るはずの高坂SAは通過し上里SAで休憩。0時40分頃出発。この先で交代要員の運転手は仮眠をとっていたと思われる。
・事故を起こす直前の映像が現場1km手前と250m手前の2箇所で残されているが、現場1km手前(入山峠付近)の映像では特に異常は見られず、ここまでは運転手2名の計画通りだった。
・入山峠の坂を登りきり軽井沢町に入る頃、上り坂が斜度8%(100m進んで8m下る程度)の下り坂に変わる。
・現場では、下り坂の警告表示板が多数存在したが、運転手はそれに気付かず上り坂で使用していた力のあるギアから高速ギアへ入れ替える。すなわちそれはエンジンブレーキの効きづらいギアであり、バスは下り坂で速度を増していった。
・慌てた運転手は、シフトレバーを下げようとした(エンジンブレーキの効くギアへ入れようとした)が、無理なギアチェンジはギアの特性上入りづらく、何度か試すがギアはニュートラルのままになってしまう。
・エンジンブレーキ及び排気ブレーキの効かないバスは、一層速度を増していく。
・運転手はフットブレーキを何度も踏むが、エアコンプレッサーに貯まっていた空気を使い切り、事実上ブレーキの効かない状態で下り坂を駆け下りる。

あとは皆さんご存知の通りである。

おわりに

当然亡くなった方からは話は聞けませんので、上述の内容が事実かどうかはわかりませんが、おそらくこのようなことがバス車内では行われていたと考えるのが、自然ではないかと考えます。

この事故の原因が何だったかといえば、

1、バス会社の管理体制(運行管理の杜撰さ、運転手への教育不足等)

2、運転手の知識と経験不足

この2つが招いたものであることは、明らかであります。

またこの事故は、引き起こしたバス会社だけでなく、このツアーを企画した会社を含め全ての関係者にとって、重要なのは「人の命」よりも「金」と「客を回すこと」でありました。起きて当然の事故だと思います。

 

15名の尊い命は戻りません。

 

悔やんでも悔やみきれない腹立たしい事故ですが、この事故をきっかけにバス業界の安全への意識が少しでも変わることを祈っています。