【高齢者・認知機能検査】時計描画、満点時計の描き方

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70歳以上の方が運転免許更新の前に必ず受けなければならない「認知機能検査」は現在の日時を答えるものから、16枚のイラストを記憶するものなど、全部で5つの問題が出題されます。その中で最終問題となるのが「時計描画」。内容はその名の通り、時計の絵を描くという単純作業になります。時計といっても特殊なものではなく、学校や公園などにあるようなごく一般的な時計を描きます。

認知機能検査 問題5「時計描画」

「時計描画」描き方 解説

1、最初に文字盤を描いてもらうということなので、問題文の通りページいっぱいとなるような大きな円を描きます。

2、次に円の中に時計の数字を書き込みます。この時に注意したいのは、なるべくバランスよく数字を配置させます。
当たり前のことかもしれませんが、まずは、12、3、6、9という具合に「3」の倍数を先に書くことがコツです。

3、間の数字を書きもらすことないように気をつけてください。最後に中心点を決めておきましょう。

4、ここまでできたら、検査員が「時間」を指定するまで待ちます。先走って時間も聞いてないのに針を書き込まないでください。

記憶の問題同様、時間の指定は、AパターンからDパターンまでの4パターンあります。

パターン別「時間」の指定

Aパターン

11時10分

※ありがちなミスとしては、10分の針を「2」ではなく、「10」に指してしまうことです。単純ミスですが、検査という緊張した場面だとやってしまうことがありますのでご注意ください。

Bパターン

1時45分

※ポイントは、もうすぐ2時だということです。時間を示す針(短針)が「1」と「2」の間に向くように描きましょう。1時なので「1」の方に向かわせないように描いてください。

Cパターン

8時20分

※4つのパターンの中では最も間違いの少ないパターンです。

Dパターン

2時45分

※Bパターン同様になりますが、ポイントは、間も無く3時ということです。短針の示す方向が「2」と「3」の間に来るように意識してください。

時計描画、その他の注意点

1、文字盤を描く際、「1」から「12」までの数字をバランスよく描きますが、
(1)「1」から「12」以外の数字を描かないようにしましょう。途中数字が抜け落ちることがないように気をつけてください。
(2)バランスよくとありますが、配置のバランスが悪くても減点となります。
(3)「12」の所に「0」と描いてしまう方が多いですが減点の対象となるので気をつけましょう。
(4)24時間時計で描かないように、12時間時計で描いてください。
(5)針を何本も描かないように長針と短針の2本だけを正確に描いてください。
(6)下の絵はAパターンの「11時10分」を描いたつもりです。何かおかしな点に気付くでしょうか?
そうです。長針と短針の長さが入れ替わっています。これだと「1時55分」に見えますね。この間違いが最も多くなっています。

時計描画は最も配点が高い!!

48点以下「第1分類(認知症の疑いのある方)」の方でも時計描画の正答率は非常に高くなっています。しかし、時計描画の配点が最も高く、この問題で間違えてしまうと、全く認知症の疑いのない(76点以上でその後行う高齢者講習では2時間講習となる)方でも低い点数(75点以下)となってしまい、3時間講習に該当してしまうことも多いです。

一つ一つの作業を確実に行い、
「1」から「12」までの数字を適切な配置で描いているか。
針の指している方向や長さは適切か。
よく見直してください。

»認知機能検査 点数の計算方法 認知症のボーダーラインは何点?

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