【閲覧注意】教習所の指導員がおばけについて考えてみた

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この世に“おばけ”っていますか?
もしいるのであれば、普通の人間とどのように見分けますか?

教習所で夜間の路上教習を行う際、よくこんなくだらないことを考えてました。もしおばけがこの世に存在するのであれば、横断歩道の近くにその存在が見えた場合、そのおばけの横断を譲ろうとするのか…。因みに私はおばけの存在を見たことも感じたこともありません。もしいるのであれば是非とも会ってみたいと思ってるくらいです。

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私の働いていた教習所は、路上コース上に心霊スポットが存在し、夜間教習でその場所を通る際には、いつも教習生の運転を見ながらもその存在を探していました。仮に教習生の人にそのような力があったとして“おばけ”の存在が確認できるのであれば、突然横断歩道の手前で停止し、見えない存在を譲ったりはしないだろうか。くだらないけど、私一人そんな想像をしながら教習するのを楽しんでいました。

結果、そんなことをしたり感じたりする教習生など存在しませんでした。

というか、

・そもそも“おばけ”なんているのか?
・見える人は、何を根拠にそれが“おばけ”だと断定しているのか
・なぜ写真に写る?

などと、色々思いを巡らせているうちに私なりに“おばけ”の存在についての結論が出ましたので記事にさせていただきますが、あくまでも独自の見解で科学的な根拠は一切ありません。また見方によっては気分を害される方もいらっしゃるかもしれませんので、ご容赦ください。

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おばけっているの?

“おばけ”が本当にいるのかを考えてみたいと思います。

ちょっと大げさな話ですが、私たちが住んでいるこの地球が誕生して46億年と言われていますが、全く何もなかった場所に、水ができて生命が生まれました。まだまだ解明できていない地球の不思議は様々ですが、この“おばけ”という存在もその1つなのかもしれません。

これまで地球上には様々な生物がいたわけですが、残念ながら私の知る限り“おばけ”の目撃情報は“人間”ばかりで、あったとしても“犬”か“狐”くらいでしょうか。しかも“人間”の目撃情報もほぼ“現代人”か“侍”に限定されます。地球が誕生して46億年ですよ!これって随分都合が良すぎますね。“原始人の霊”や“恐竜の霊”がいたって良さそうなものですが…。

もし本当に“おばけ”の存在があるのであれば、この世には“おばけ”で溢れかえっているはず、成仏できない霊だけが確認できるのであれば、これまでに成仏できない生物はこの世にたくさんいたと思いますよ。期間限定なんでしょうか?だとすると“侍”は長いですね。怨念が強いんでしょうか?

私が考えるに、“おばけ”という存在へのイメージが固定されているように思えます。近年テレビで放映されている心霊モノの番組は、全てデタラメ。CGの技術が向上している現代において、あの程度の映像を作ることはきっと容易にできるのでしょう。デタラメでなければデタラメではないことを証明して欲しいくらいです。

看護師さんに聞いた怖い話

よく路上教習をしていた時に、私自身あまり無言なのは嫌いな方なので、よく教習の合間に会話を持つようにしていました(運転にゆとりがある方限定)。教習計画上、第二段階の学科教習の中で応急救護の教習がありますが、医師や看護師、救急救命士などはこの教習が免除となります。もちろん教習原簿上にも免除という旨が記載されています。なので免除の方の場合その方の職業がわかってしまうので、会話の中で「看護師さんだから、応急救護が免除でよかったですね」など相手が不快とならないようによく確認していました。

私は、看護師さんには、必ずと言っていいほど聞いていたことがありました。

それは、「霊体験をしたことがありますか?」という質問です。

面白いのは、ほとんどの看護師さんが大なり小なり霊体験をしていること。もちろん運転にゆとりがあればその辺を突っ込んで聞く場合もありました。誰もいない部屋からナースコールがなるというのは鉄板で、その他色々聞いた中の1つを紹介いたします。

『その看護師さんは、“おばけ”が見えるというよりは、生霊が見えるようで、特徴的なのは<今日亡くなる方>の霊が見えるということでした。その方が勤めている病院は高齢の方が多く、特に心臓に重い病をお持ちの方が入院されているということで、残念ながら病院内で最期を迎えられる方が多いということです。
<今日亡くなる方>の霊が見える看護師さんは、患者さんの回診などで病室を訪れると、寝ている患者さんの傍にその本人の姿がはっきりと見えそうで、患者さんによっては自らをじーっと眺めていたり、また他の方は外を眺めていたり、人によって様々なようですが、その姿を確認するとその日のうちにその患者さんは必ず亡くなってしまうということです。

今まで何件も見たことがあるそうですが、初めて霊を見てしまった時は、まさに腰が抜けてしまったそうで、その後慌てて戻ったナースステーションで先輩ナースにその話をすると先輩ナースは、

あなたもやっと見えるようになったのね。

と言ったといいます。まさに一人前の看護師になるための登龍門。これが見れなきゃ認められないのか、すごい世界です。

残念ながらその看護師さんは、その病院を退職する2ヶ月くらい前からその能力を失ってしまったということです。』

カメラと人間の目の違い

カメラ

“おばけ”の存在を語る上で、切っても切れないのは、心霊写真の存在です。最近では写真だけでなく動画もありますが、写真に何か不可思議なモノが写り込んでしまったという経験はありますか?存在しないはずの人、存在しないはずの手、存在しないはずの光など様々ですね。

言っておきますが、全て存在してますからね。

カメラで写すことができるのは、自ら光を放っているものか、光を反射しているものだけです。このいずれかでないとカメラに収めることはできません。

もし不可思議な存在があったのであれば、ただそのように見えてしまっているか、多少のブレ、またはシャッタースピードの問題です。

人間の目

人間の目は、カメラ以上に複雑です。

人間の目で見ることができるのは、カメラ同様、自ら光を放っているものか、光を反射しているものですが、厄介なのは、見た画像の処理を脳が行うということです。これがカメラと決定的に違うこと。

脳は、時にエラーを起こします。それが錯覚だったり、幻覚だったり、だったりします。夢はエラーではありませんが、想像の中で夢と現実をわからなくさせることがあります。

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まとめ

以上のことから私が“おばけ”の存在について至った結論は、この世に“おばけ”なんてモノは存在しません。というか存在するわけがない。

人間は、極度の疲労や脳に障害や病気があった場合、また恐怖を感じた時にそのような存在を見てしまったというような感覚になります。それは、錯覚であり、幻覚であり、夢です。“おばけ”の存在が「“現代人”か“侍”しか聞いたことない」ということに挙げたように、自分が知っているモノ、または状況にあったモノしか登場しないのが何よりの証拠です。だってこの世にはたくさんの生物が存在してきたのですから、その他の「知らないモノ」や「状況とは全く関係ないモノ」が見えたっておかしくないのに、脳がその状況に対して都合よく処理し、幻覚を見せているということになります。

看護師さんのお話も、本人が考えたウソ話ではありません。本当に見えていたのです。しかし、看護師さんという仕事の忙しさ、また常に死と向き当ている状況から、そのような幻覚が見やすい環境にあったのではないでしょうか。その証拠が、その方が退職を間近に控えたタイミングで見えなくなったということです。きっと気持ち的に何かが吹っ切れたのでしょう。極度の疲労や緊張から解放されてそのような能力が失われた、というか正常に戻ったというべきか。

人間は、どこかで“おばけ”という存在を信じたいのです。私は全く信じてませんが、そういう世界があって欲しいとは思ってます。だから墓参りに行きますし、神頼みもします。

この話には、賛否あるでしょうが、存在を証明できる方がいれば是非お願いしたいと思います。

 

 

 

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