【免許更新】70歳以上の方の免許更新の流れをわかりやすく解説

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2017年3月12日の道路交通法の改正により、70歳以上の方の運転免許更新までの流れが大きく変わりました。この改正によって、75歳未満の方の更新は3時間講習から2時間講習へと時間が短縮され、また料金も多少お安くなるなどメリットのある改正となりましたが、75歳以上の方にとっては、より流れが複雑になり、最悪は運転免許が取り消される恐れがあるなど、不安に感じている方も多いと聞きます。

そこで今回は70歳以上の方の運転免許更新までの流れをわかりやすく解説させていただきたいと思います。

更新までの流れを表にしてみました

1、自宅にハガキが届きます

運転免許更新時の年齢が75歳未満(70歳〜74歳)の方と75歳以上の方とでは流れが異なりますが、いずれの方もまずは自宅にハガキが届きます。
※最近住所を変更したばかりの方や引っ越したのに免許証の住所変更をしていない方はハガキが届かない場合がありますので、変更手続きはお早めに行っておいてください。

ハガキが届くのは運転免許の有効期限満了の6〜7ヶ月前に届きます。ここで注意しなければならないのが、運転免許更新がまだ半年近く先なので何もせず放置してしまうことです。
※半年前に届くハガキは高齢者講習用で、運転免許更新の案内ハガキではありません。
運転免許更新の案内ハガキは、運転免許有効期限満了の約3ヶ月前に届きます。

ハガキが届いたらとにかく早く電話しましょう

高齢者講習は都道府県によっては予約は5ヶ月待ちのプレミアムチケットとなっています。ハガキが届いたらとにかく早く最寄りの教習所に電話し、高齢者講習または認知機能検査(75歳以上の方)の予約をしましょう(教習所も高齢者講習のために本来の教習業務が回らないなどの理由で門前払い。または音声ガイドでお断りなんてこともあるようです。更新期限ギリギリになるときっとかなり焦りますよ。)

»【高齢者講習】予約が取れない問題について

予約の際に気をつけること

75歳未満の方は「高齢者講習の予約をしたい」と言ってください。
75歳以上の方は「認知機能検査の予約がしたい」と言ってください。

そうすると生年月日や名前、電話番号等聞かれますので、すぐ答えられるように準備しておきましょう。

当日の持ち物は
・ハガキ
・免許証
・講習または認知機能検査の料金
・眼鏡(読み書き用と運転用の両方)
・黒のボールペン

日時や持ち物など案内がありますので講習ハガキに直接メモをとるようにしましょう。これは時間を間違える方が多いためです。当日、間違えて隣の教習所に行ってしまう方も稀にいらっしゃいます。電話の担当者の名前もしっかりメモしておくと良いでしょう。

尚、75歳以上の方は、認知機能検査終了後、再び高齢者講習の為の予約が必要になります。
認知機能検査の結果通知書を手元に用意し、
・いつどこで検査を受けたか
・何点だったか
・結果通知書の紙の色は何色かなど

聞かれますので準備しておいてください。

高齢者講習について

70歳〜74歳の方

2時間講習を受講します。当日は、なるべく早めに行きましょう。万が一遅刻をすればせっかく早めに取った予約がパアになります。再度予約の取り直しは厳しいので、交通渋滞や電車の人身事故など何があるかわかりません。時間にはゆとりを持って早めに行動しましょう

»【高齢者講習】具体的内容について

高齢者講習は、試験ではありませんので、2時間の講習を受講された全ての方が修了証明書を受け取ることができます。

75歳以上の方

75歳以上の方は、まず認知機能検査を受けなければなりません。
検査は100点満点で結果が出ますが、その結果によってこの後の流れが大きく変わります。

»【認知機能検査】点数計算の仕方、認知症のボーダーラインは何点??

ここで良い点数をとることが、今後安心して運転するために、またご家族の方に心配をかけないためにも重要となりますので頑張ってください。

認知機能検査の問題はこちらで解説してます。

»【認知機能検査】問題1「時間の見当識」徹底解説!

»【認知機能検査】徹底解説!問題2

»【認知機能検査】問題3、4 記憶力テスト「手がかり再生」完全解説!!

»【認知機能検査】問題5「時計描画」満点時計の書き方

認知機能検査の点数

・76点以上だった方      → 2時間講習(75歳未満の方と合同で講習を行います。)
・49点以上75点以下だった方 → 3時間講習
・48点以下だった方      → 医師の診断の結果認知症の疑いがなければ3時間講習
                     〃    認知症と診断された場合は運転免許の取り消しや停止となる

私は、体調など万全な状態にも関わらず75点以下だった方や交通の便が悪くないかたなどには運転免許の返納をお勧めしたいです。やはり何かあってからでは遅いのです。

»【運転免許】返納のすすめ〜こんな方は免許を返納しましょう

点数の結果が出ましたら、なるべく早く教習所に再び連絡をし、今度は高齢者講習の予約を取得してください。
講習を受けられた方は、修了証明書を受けとり免許更新に向かってください。

高齢者講習を受講された方

高齢者講習終了時に受け取る「修了証明書」は絶対に無くさないでください。講習を早く受けすぎてしまったために無くされる方がいらっしゃいます。高齢者講習は期限の半年前からできますが、運転免許の更新手続きはどんなに早く講習が終わっていたとしても期限の2ヶ月前からしかできませんのでご注意ください。

更新手続きは69歳以前と全く同じです。最寄りの警察署か運転免許センターなどで行ってください。更新の案内ハガキにどこで更新するかの説明がありますのでご参照ください。

尚、本来交通違反をされている方は、試験場で行う違反者講習を受けて更新しなければなりませんが、実は高齢者講習が違反者講習を兼ねているためそのまま更新ができる形となっています(私はなぜ違反者にメリットがある法律になっているか理解ができません。)。

おわりに

今回は、70歳以上の方の運転免許更新の流れについて解説いたしました。近年何かと話題になる高齢ドライバーですが、警察庁も高齢者の事故防止についてかなり力を入れています。また講習についても予約が取りずらい現状やその仕組みについて今後再び改正されることを期待したいところです。

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