自動二輪「一本橋」攻略法!苦手克服、成功率アップの秘訣

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二輪教習において、初めに訪れる難関「一本橋」!!

すぐに上手に通過できる方もいれば、この教習だけで10時間以上費やし、なかなか先の項目に進めない方もいらっしゃいます。この記事に目を通していただいているの方はきっと後者であり、「上手に渡りきることができない。」か「タイムをクリアできない。」とにかく一本橋の成功率が低い方なんだと思います。

今回は、そんな方へ、私が指導してきた経験から、長く上手に通過できる方法ではなく、今の現状を打開し、
安定して渡り切れる「成功率アップ」の方法をお教えします。

これを見ればきっと一本橋を渡るのが楽しくなると思います。

一本橋が苦手な方の特徴

・渡れない方の多くは、男性で、特に40代以上の方。

・発進時からふらつく傾向があり、台にすら乗れないこともあります。

・また、渡っている最中は、歯を食いしばり、目先ばかりを注視。

・腕にはものすごく力が入り、バランスを体全体でとろうとします。
その結果、頭は大きく揺れて、膝は開き、頭が揺れた方へと落下。

いかがでしょう?ご自身に該当する内容はありますか?

かつて、何千人もの教習生の方に指導経験がありますが、苦手な方のほとんどがこのような特徴です。

これを改善できれば、攻略できるのですが、それが出来ているなら、なんの苦労もいりません。

しかしながら、この中で改善できないものは、性別と年齢くらいなもので、他のものは、改善可能な内容だと私は思います。

独自の指導法

基本的に私は、はじめから「10」のことは教えません。

何故なら、始めから上手に出来る方もいるし、色んなことを始めから詰め込まれても全て実践するのは困難。また、出来ないところから上達した方が何故出来るようになったのか、フィードバックしやすい。という理由です。

1、まずは、渡りきるクセをつけることが重要でタイムは二の次

例えば、これから渡る平均台が、吊橋だと思ったらどうですか?落ちるわけにはいきません。タイムのことなんか考えてる場合じゃないですよね?だからとにかく早く渡るイメージを持つ。失敗すれば次はもっと早く、成功すればそれを何度か繰り返すことが大切です。そして、意識や目線は常にゴール地点!近くは意識しないこと。とにかく繰り返しましょう(その時の指導員次第ですが…。教習生の方が勝手なことはできないでしょうから。)。

これは、渡りきる事が出来たという「自信をつけること」と、一本橋で重要な、「安定した発進の練習」に効果があります。

2、渡りきることが出来るようになってきたら徐々にタイムを作っていく

因みに最終目標タイムは、
小型二輪  5秒以上
普通二輪  7秒以上
大型二輪 10秒以上

タイムを延ばす方法は、
a)一本橋に乗った後、安定したところでクラッチを切ったまま(握ったまま)にしておく
b)リアブレーキを優しくかける
c)速度が落ちてバランスが崩れる前にアクセルを一定に回したままゆっくり動く半クラッチにする(クラッチを繋ぎすぎない)
※あくまでもアクセルでエンジンに力をかけている状態で半クラッチにするのが正解で、逆に、半クラッチにしてからアクセルを使うと速度が上がりすぎたり、安定しない場合が多いので間違えないように!

d)また速度作りだけではなく、ハンドルをわざと右や左へ大きく曲げて、車輪をジグザグ左右に振る事により距離を稼ぐのも効果的です。
※一本橋の規格は、長さ15m 幅30cm 高さ5cmで、一本橋に長く乗るカギは、いかに「幅30cm」を有効に(端から端まで)使えるかどうかで決まります。

3、上体のバランスとニーグリップ

タイムを意識しだすとまた成功率が一気に下がる傾向があります。
安定性がない最大の理由は、

腕に力が入りすぎ、本来はハンドルで修正すべきバランスが、上体の揺れに繋がり、上体が揺れれば、それとバランスを保とうと膝が大きく開いてしまいます。結果、必ずバイクは頭が揺れた方へと流れてしまい、落下につながります。いわゆる負のスパイラルです。

実は、一本橋の落下につながる全ての原因は腕の力みによるものなんです。悪循環の始まりは、体の硬さに他なりません。

腕の力み、体の硬さをとる超裏技

かつて一本橋の指導法について悩んでいました。その中の一つが一本橋で体や腕の力みを取るためのわかりやすい指導方法でした。なんども試行錯誤を繰り返すうちに、劇的に改善する神の言葉にたどり着きました。ある一言、声をかけただけで、全く渡れなかった人達が次々に渡りきれるようになる奇跡の言葉。

その言葉をお教えする前にまずは実験してみましょう。

両手をテーブルの上に乗せて、腕をピンと伸ばしてください。腕には思い切り力を入れます。
これが、皆さんが陥りやすい、一本橋走行時の腕の状態です。

この状態から力を抜かなければならないのですが、一本橋走行時と考えれば、なかなか力は抜けません。
初めの頃は、少し前傾姿勢をとってください。と指導していましたが、改善できる方もいれば、むしろ、克服できない方の方が多かった印象です。

是非やってみてください。テーブルに乗せた手に力を入れたまま前傾姿勢。

どうですか?力が入ったままですよね?これでは裏技とは言えません。

しかし、これならどうでしょう。

ヒジを下に下げてください。

どうですか?前傾姿勢とほぼやってることは一緒なのに多少力が抜けたのがわかりますか?ちなみに注意していただきたいのは、あくまでもヒジを下に下げるのであって、ただ単に曲げているだけではない、下に下げることが大事なんです。

実際にこの言葉で力が抜けて、さっきまでとは別人のようになる方がほとんどです(ごめんなさい100%とは言い切れませんが、劇的に改善されるのは間違いないです)。

またこれは、一本橋だけに限らず、よく力が入りすぎと注意を受けるポイント全てに有効ですので、

スラローム、クランク、8の字等、いろんな場面で試してみてください。

この記事がきっかけで上達していただけることを祈っております。

それではまた、

 

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