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【二種免許】取得条件緩和について、経験3年から1年へ

RJA1988 / Pixabay

現在、アメリカのウーバー社が行う「アプリ一つで一般の自動車が目的地まで運んでくれるライドシェア」、いわゆる白タク行為が世界では当たり前になりつつある中、日本ではまだまだ白タクに対する規制が厳しい状況。タクシードライバーの雇用の問題も踏まえ、白タク合法化は困難であるものの、政府は一般人でも自家用車でタクシーのような有償運送業務ができる制度の拡大に乗り出しています。

またどの業界もそうだが、交通運輸産業は人手不足に悩まされ、特にタクシー業界では平均年齢が高齢化するなど強い向かい風に晒されている。

 

このような背景からも警察庁は有識者会議を開き、二種免許に関する受験資格を緩和について「年齢や運転経験年数の引き下げ」を検討することとなりました。会議は刑法が専門の大学教授や自動車ジャーナリストらで構成され年度内に提言をまとめることになっています。


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二種免許の取得条件

二種免許の取得条件

現行法

・年齢  21歳以上
・経験年数 普通自動車などの免許を有した期間が3年以上

普通二種(タクシー)免許

現行法

・年齢  21歳以上
・経験年数 指定自動車教習所で普通二種に関わる教習を行なった場合に限り、普通自動車免許を有した期間が2年以上

という具合に普通二種に関しては教習所で二種免許についての運転や知識を学んでいた場合、1年間短縮となる特例措置が設けられています。しかしながら18歳で運転免許を取得しても21歳にならなければ普通免許を取得することはできず、結局3年間待たなければなりません。

こうした中、慢性的な運転手の人手不足や高齢化から、高校卒の人材確保を求めるバス・タクシー業界などが要件緩和を要望していました。

 

有識者会議で検討されている内容

主に検討されている内容は、二種免許に関わる受験資格条件です。具体的には年齢と運転経験年数の引き下げということになります。

年齢

現行  21歳
⬇︎
改正後 19歳

運転経験年数

現行  3年(普通二種免許は教習所で取得した場合に限り2年)
⬇︎
改正後 1年

解説

バス・タクシー業界が求めている高校卒業の人材確保ということですが、そもそも普通自動車の取得条件が18歳ということもあり、さすがに初心運転者に人の命を預ける仕組みは難しいようですが、警察庁はタクシーで必要な普通二種免許について、経験年数を「1年以上」に短縮した上で、指定教習所のカリキュラムを充実させる実験を実施しました。

その結果、現行の教習と比較した場合「おおむね同等の危険予測・回避能力などを得られた。」ということです。

また警察庁は、今後バスに必要な大型二種免許でも同様の調査研究を行う予定だということで、その結果を踏まえ 年度内発表に向け要件の緩和について検討されることになっています。

私個人の見立てとしては、警察庁も前向きに考えている為、ほぼほぼ改正に向かって動き出している印象ですが、実際に現場で働く二種ドライバーは少し冷ややかな目線で見ている印象もあります。

 

現場サイドの意見

・今までは3年間経過しなければ取得できなかった。ということは、それだけ道路での経験を経て技術や判断力を磨き、それが備わった者がやっと取れるようになるべき免許で経験1年程度では少なすぎる。

・二種免許の価値が下がる

・二種免許はただ運転すれば良いだけではない。お客様を乗せて安全に目的地に向かっていかなければならない為、若者に「接客・接遇」を行いながら「運転」するなどの適応力があるのか心配。

・免許を取得して1年経った頃(慣れてきた頃)が一番事故を起こしやすいのでは?そんな頃に二種免を取らせては、危険なのではないか?

・そもそも教習料金が高すぎる!その免許代は誰が出すんだ?(この件はまた別の記事で提起してまいります。)

 

などなど、ほとんどの現役ドライバーがネガティブな意見ですね。

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二種免許取得条件緩和について私が思うこと

現場の意見としては、どちらかというと後ろ向きな意見が多いですが、冒頭でもお伝えした通り

・「ライドシェア問題」白タク行為が合法化の波

・ドライバーの超高齢化

・慢性的な人手不足

・自動運転普及によるドライバー不要の未来が来る?

など、バス・タクシー業界には逆風ばかり吹いている印象です。

こうした背景から考えると今こそ交通運輸産業は様々なことで進化しなければなりません。その一つが運転免許に関わる条件緩和なのではないでしょうか?

この条件緩和は若者からも注目され、かつては物理的に叶わなかったことが、その選択肢の中に組み込まれる。そしてさらに就職してもらえれば業界の活性化に繋がるはずです。

「人を増やし、若返らせること。」

それこそが交通運輸産業として未来を作る第一歩ではないかと考えます。

この件は前向きに捉え、先輩としてより良くするための導きが今後の業界の発展につながっていくのではないでしょうか。