【学科試験対策】「タイヤチェーン未装着車通行止め」標識の意味とチェーン規制のポイント

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はじめに

学科試験では「標識」に関する問題がよく出題されます。その中でも普段あまり見かけない標識ほど、受験者を悩ませるポイントになります。
本記事では、冬の道路でよく登場する「タイヤチェーン未装着車通行止め」について解説していきます。

問題

「この標識のある道路では、タイヤチェーンを取り付けていない車両は、通行することができない。」

答え

👉 答え:○(正しい)


解説

この標識の意味

この標識は 「タイヤチェーン未装着車通行止め」 を意味し、チェーンを巻いていない車は通行できないことを示しています。
注意すべきは、スタッドレスタイヤや4WD車でも通行できないという点です。


問題例(学科試験で出やすいひっかけパターン)

  1. この標識のある道路では、スタッドレスタイヤを装着していれば通行できる。
    👉 ×(通行できない)
  2. この標識のある道路では、タイヤチェーンを取り付けていない車両は、通行することができない。
    👉 ○(正しい)
  3. この標識はタイヤチェーンの着脱場であることを示している。
    👉 ×(誤り。着脱場を示す標識ではない)
  4. この標識のある道路では、4WD車であればタイヤチェーンを付けなくても通行できる。
    👉 ×(4WD車もチェーン必須!)

チェーン規制とは

  • 大雪や大雪特別警報が発表された場合に発令される規制
  • 従来なら通行止めとなる区間でも、チェーンを装着すれば通行可能になる
  • 大規模な立ち往生や交通マヒを防ぐことが目的

規制の対象区間(2024年10月時点)

  • 国道や高速道路の 13区間 が対象
  • 例:月山道路(山形県)、山中湖〜須走(山梨・静岡)、上信越道、中央道、北陸道など
  • 順次拡大予定

チェーン規制と冬用タイヤ規制の違い

  • 冬用タイヤ規制:スタッドレスタイヤ or チェーンで通行可
  • チェーン規制:チェーン必須(スタッドレスだけ、4WDだけは不可)

👉 学科試験でもよく狙われる混同ポイント!


罰則について

  • 規制中は、区間手前で係員がチェーン装着確認を行います
  • チェーン未装着車は通行できません
  • 確認時に未装着でも 罰則や違反金はなし
  • ただし確認を無視し、渋滞や事故を引き起こした場合は 道交法違反の可能性あり

まとめ

  • この標識=「タイヤチェーン未装着車通行止め」
  • スタッドレスだけでは通行不可
  • 4WD車もチェーン必須
  • 冬用タイヤ規制と混同しないよう注意
  • 学科試験では「着脱場」や「4WDならOK」といったひっかけ問題に要注意!