自転車の青切符開始!でも現場の警察官はルールを理解しているのか?指導員が斬る「取り締まりのリアル」

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交通ルールその他

2026年4月、ついに自転車の交通違反に対しても「青切符(反則金制度)」の運用が始まりました。

法改正から数日。雨が降る都内の路上を眺めてみると、相変わらず「傘差し運転」や「逆走(右側通行)」をする自転車が溢れかえっています。一方で、狭い黄色センターラインの道路では、自転車を避けるために車が大胆に線をはみ出して追い越していく光景も日常茶飯事です。

これほどまでに多くの違反が目の前で起きているのに、なぜ一斉に取り締まられないのか? そして、現場の警察官はこの複雑なルールを本当に理解しているのでしょうか?

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1. 自転車の取り締まりは「警告」か「即、青切符」か?

現在、路上で警察官に見つかった際、直ちに「青切符」を切られるケースはまだ限定的のようです。基本的には、まずは「指導・警告(いわゆるイエローカード)」が交付される形が先行しています。

しかし、ここで忘れてはいけないのが**「自転車運転者講習制度」**です。

  • 対象: 信号無視、傘差し運転、ながらスマホなどの「危険行為(16種類)」を3年以内に2回以上繰り返した14歳以上の運転者。
  • 内容: 約3時間の安全教育講習。手数料は約6,000円。
  • 罰則: 受講命令を無視すると、5万円以下の罰金。

報道によれば、今後は「逆走しながら信号無視をする」といった悪質な重複違反や、事故に直結する危険性が高いと判断された者に対しては、**「指導なしで即時青切符」**を発行する運用も始まっています。

正直なところ、現時点では現場の警察官の「さじ加減(裁量)」に委ねられている部分が大きく、どのような基準で切符を切るのか、明確な法則性が見えるまでにはもう少し時間がかかりそうです。

2. 衝撃の事実:地域のお巡りさんはルールを完璧には知らない

ここからは、指導員としての私の「本音」と「暴露」です。 私は職業柄、警察官の方々に対して教習や研修を行う機会が少なくありません。その際、彼らに道路交通法の細かい解釈について質問を投げかけることがありますが、100%正確な回答が返ってくることはまずありません。

誤解を恐れずに言えば、地域課のいわゆる「お巡りさん」たちは、交通ルールの細部まで完璧に習熟しているわけではないのです。

本当にルールを熟知し、厳格に運用できるのは「交通機動隊(白バイ隊員など)」のプロ集団だけ。地域のお巡りさんが取り締まるのは、基本的に「誰が見ても間違いようのない違反」に限られます。

  • 一時不停止
  • 信号無視
  • 遮断踏切への進入
  • 指定方向外進行禁止(右左折禁止など)
  • 携帯電話使用(ながら運転)

取り締まる側の警察官がルールを完璧に把握できていないのですから、免許を持っていない一般市民がルールを正しく理解できていないのは、ある意味で「当たり前」の状況なのです。

3. 提言:道路交通法を「義務教育」にすべき理由

自転車には免許が必要ありません。そのため、多くの人が正しい交通教育を受ける機会がないまま、なんとなくの知識で公道を走っています。そして、ある日突然、警察官に止められて青切符を切られる……。これではあまりに不条理ではないでしょうか。

道路交通法は、私たちの生活に最も身近でありながら、一歩間違えれば「命を奪う・奪われる」ことに直結する法律です。

私は強く提言します。道路交通法は、学校での「義務教育」に組み込むべきです。

算数や国語と同じように、幼い頃から「なぜ左側を通らなければならないのか」「なぜ黄色の線をはみ出してはいけないのか」という交通の理屈を学ぶ。それができて初めて、今回のような厳しい罰則が社会に受け入れられ、本当の意味で事故を減らす力になるのだと信じています。

4. まとめ:今後の動向を注視せよ

始まったばかりの自転車の青切符運用。現場の警察官が今後どのような「さじ加減」で取り締まりを強化していくのか、その動向はまだ不透明です。

私自身、路上での取り締まり状況や法則性を今後も注視し、一定の傾向が見えてきたら再びこのブログで共有したいと思います。

「知らなかった」では済まされない時代が来ました。ドライバーもサイクリストも、今一度自分の運転がルールに則っているか、見直してみてください。ルールを知ることは、自分と他人の命を守ることに他ならないのですから。