75歳以上の免許更新をスムーズに!認知機能検査・高齢者講習の効率的な受け方

スポンサーリンク
高齢者講習
スポンサーリンク

はじめに

75歳以上になると、運転免許を更新する際には「高齢者講習」の受講はもちろんのこと、認知機能検査や、過去3年間の特定違反の有無によっては運転技能検査が義務付けられます。

しかし実際には、

「ハガキは届いたけど、何から始めたらいいかわからない」
「検査や講習が不安…」
「できるだけラクに更新したい」

という声がとても多く寄せられます。

そこで今回は、75歳以上の方が最もスムーズに免許を更新するための流れと、実際にラクに進めるための4つのポイントを解説します。

※注意:都道府県によって運用方法が多少異なる場合があります。ここで紹介するのは全国的に共通する一般的な流れです。


1. 更新までの一般的な流れ

① 有効期限の約6か月前に案内ハガキが届く

運転免許の有効期限満了日の約6か月前、自宅に以下の案内が届きます。

  • 認知機能検査
  • 高齢者講習
  • 運転技能検査(必要な場合のみ)

この時点での行動が早いほど、更新全体がスムーズになります。


② 早めに予約を取る

全国的に講習・検査は混み合っています。特に大型連休前や年度末などは予約が取りにくい傾向があります。
案内ハガキが届いたらすぐに予約の電話をしましょう。

  • 認知機能検査、高齢者講習、運転技能検査の順番は自由
  • 受けられるものから先に進めるのがポイント

③ 必要な証明書を揃える

更新手続きに必要な書類は以下の3点です。

  1. 認知機能検査結果通知書
  2. 高齢者講習修了証明書
  3. (該当者のみ)運転技能検査結果通知書

運転技能検査については詳しくはこちらで解説しています。
👉 運転技能検査の詳細解説


④ 更新手続きへ

誕生日の前1か月から後1か月まで(合計2か月間)の間に、必要書類を持参して警察署や運転免許試験場で手続きを行います。


2. 更新が大変な理由

この流れを見ると、更新までに最低3回は会場に足を運ぶ必要があります。

  1. 認知機能検査の会場
  2. 高齢者講習の会場
  3. 更新のための警察署または免許試験場

さらに認知機能検査や運転技能検査は合否があるため、再検査が必要になれば回数はさらに増えることになります。


3. スムーズに更新するための4つのポイント

ポイント① なるべく近くの会場を選ぶ

案内ハガキには、受講可能な会場の一覧が記載されています。試験場だけでなく、地域の自動車教習所でも受けられる場合が多いです。

移動の負担を減らす=更新全体がラクになるので、自宅から近い会場を選びましょう。


ポイント② 認知機能検査と高齢者講習を同日に受ける

会場によっては、認知機能検査と高齢者講習を同日にまとめて受講できるところがあります。

一度で両方終われば、必要な書類が一気に揃います。予約の際に「両方同日に受けられるか」必ず確認しましょう。


ポイント③ なるべく安い会場を選ぶ

実は高齢者講習や認知機能検査は、会場ごとに料金が異なります。
例えば、高齢者講習の料金は通常 6,600円 ですが、独自価格設定で 10,000円 の教習所もあります。

内容は全国統一なので、安い会場を選んでも質は変わりません。
👉 詳しくはこちら
高齢者講習の料金比較


ポイント④ 試験場で一度に全て終わらせる

もし可能であれば、**運転免許試験場(免許センター)**での受講が最も効率的です。

理由は3つ:

  1. 認知機能検査・高齢者講習・更新手続きが一度で完結
  2. 料金は定額(6,600円)
  3. 日程によっては当日更新まで完了

ただし、試験場は予約が早く埋まるため、案内ハガキが届いたら即予約がおすすめです。


4. 実際にラクに更新できる理想パターン

  1. 案内ハガキが届いたら即予約
  2. 試験場で認知機能検査と高齢者講習を同日に受講
  3. その場で免許更新まで完了

これなら1回の訪問・最安料金・最短日数で更新が完了します。


まとめ

  • 予約は早めに取る
  • 近くの会場を選ぶ
  • 可能なら認知機能検査と高齢者講習を同日に
  • 試験場でまとめて更新できれば最強
  • 料金は会場によって違うので比較する

75歳以上での免許更新は、事前準備と会場選びで大きく差が出ます。
ぜひこの記事のポイントを参考にして、スムーズかつ安心して更新に臨んでください。

関連記事のご案内

75歳以上の免許更新をスムーズに進めるための情報をお探しの方は、以下の関連記事もぜひご覧ください。認知機能検査や高齢者運転に関する詳しい解説が役立ちます。