【認知機能検査をやってみましょう(その7)】認知機能検査結果について

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高齢者講習

ー 認知機能検査の解説と今後について ー

認知機能検査、大変お疲れさまでした。

この記事までたどり着いた方は、すべての検査を終えた方だと思います。

認知機能検査は、単に「記憶力を見る検査」ではなく、今後安全に運転を続けていくうえでの大切な指標です。

この検査の結果によっては、医師の診断が必要になることもあります。
その診断の結果が「認知症」と判断された場合は、運転免許を返納しなければならない制度です。

でも——

このページに来てくださったあなたは、
「まだ運転をやめるわけにはいかない」と思っているはずです。

それはとても自然なこと。
私たちは、あなたのような方のために、この体験記事シリーズを用意しました。


1.認知機能検査の結果について

認知機能検査は、100点満点中36点以上で合格となります。
36点未満だった方は、医師の診断が必要となり、その結果が「認知症」だった場合、免許取り消しにつながります。

免許を継続したいあなたにとって、36点以上を取ることが非常に重要です。

🔗 点数の計算方法はこちら


2.36点以上を取るために重要なこと

特に大きな比重を占めるのが以下の2問:

  • 問題2:自由回答
  • 問題3:手がかり回答

この2問で多く正答できるかが、合否を分けるポイントです。
つまり、記憶力テストが最重要というわけです。

記憶問題には4つのパターンがあります:それぞれどのように覚えたら良いかを以下の記事で紹介しています。

さらに、最後の問題である
🕒 「時間の見当識」についてはこちら


3.36点未満だった方へ

36点未満だからといって、すぐに免許が取り消されるわけではありません。
医師の診断を受けて、状況を正確に判断するステップがあります。

🔗 点数が低かった方へのアドバイス


4.運転免許の更新に必要な書類

更新には以下の書類が必要です:

  • 認知機能検査の結果通知書 または 医師の診断書
  • 高齢者講習の修了証明書
  • 運転技能検査結果通知書(対象者のみ)

認知機能検査だけでは免許更新できません。
🔗 高齢者講習 完全ガイド
🔗 運転技能検査の詳細はこちら


5.免許の返納をお考えのあなたへ

「最近判断が鈍ってきた気がする…」
「家族に返納を勧められた…」という方は、ぜひ一度こちらをご確認ください。

🔗 免許返納についての詳細

事故が起きてからでは遅い。
「まだ大丈夫」は、今のうちに準備をしておくチャンスかもしれません。

まとめ:運転を続けるために、今できること

認知機能検査、本当にお疲れ様でした。
慣れない形式の問題や時間制限など、戸惑う部分も多かったかもしれませんが、
実際に体験されたことで、検査の全体像やご自身の現状を把握するきっかけになったと思います。

この検査の目的は、決して「免許を取り上げるため」ではありません。
むしろ、ご自身や周囲の方々が、これからも安全に運転できるようにするための“点検”です。

そして大切なのは、今後に向けてどう備えるかという視点です。
記憶力や判断力は、日々の習慣や心がけで、年齢に関係なく鍛えることができます。

これからも安心して運転を続けていくために、
日々の生活に「脳トレ」や「運転に役立つ習慣」を取り入れていきましょう。
また、繰り返し検査を実践していただき、万全の準備をしていただければと思います。

このブログでは、今後も「認知機能の維持」や「運転に役立つヒント」をお届けしていきます。
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