【認知機能検査をやってみましょう!(その1)】認知機能検査についての説明

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高齢者講習

はじめに

「認知機能検査って、実際にはどんなふうに行われるんだろう?」
そんな不安や疑問をお持ちの方も多いと思います。

この記事では、実際の認知機能検査の流れを、できるだけ本番に近いかたちで再現しながらご紹介します。検査の雰囲気を体感していただくことで、初めての方でも安心して検査に臨めるようになることを目的としています。

また、よりリアルな体験をしていただくために、可能であればどなたかに読み上げてもらいながら進めていただくことをおすすめします。ひとりで読んでも構いませんが、読み手と受け手に分かれることで、実際の検査に近い感覚が得られるはずです。

以下は、認知機能検査の回答用紙になります。
ダウンロード後、印刷していただき、認知機能検査の体験にご利用ください。

それでは、検査を始める前に、検査の注意事項をお話します。

検査の注意事項

1 検査に当たっての事前の指示

検査員
検査員

これから、検査を始めます。
 私の声が聞こえますでしょうか。
 聞こえた方は、手を挙げて教えてください。

※十分に聞こえない場合や受験困難な方は、退室することになります。

検査員
検査員

検査に当たって、
まず、携帯電話をお持ちの方は、検査中に鳴らないよう
マナーモードにするか、電源を切って、
カバンの中やポケットなどにしまってください。

時計をしている方も、カバンの中やポケットなどにしまってください。

字の読み書きに眼鏡が必要な方は、出しておいてください。
それでは検査中の諸注意を行います。

検査員
検査員

1、問題用紙などは、指示があるまでめくらないでください。

2、回答中は、声を出さないようにしてください。

3、質問があったら、手を挙げてください。

4、回答中に書き損じがあったときは、
  二重線で訂正してください。

検査員
検査員

よろしいですか。御質問はありませんか

2 検査結果等に関する説明

それでは、本日の検査について御説明します。

この検査は安全な運転に必要な記憶力、判断力を確認するために行うものです。

検査の結果、 「認知症のおそれがある」とされても、直ちに免許が取り消されることはありませんが、警察の方から連絡があり、お医者さんの診断を別に受けていただくことになります。

検査は、 15分ほどで終わります。

検査の結果は、検査が終わったら皆さんにお伝えします。

また、警察の方に検査の結果を連絡します。

それ以外には、検査の結果を連絡することはありません。

それでは、検査用紙はお手元にありますか。

表紙の記載

それでは、検査用紙への記入をしていただきます。

最初は、 「名前」です。

ご自分のお名前を記入してください。

ふりがなはいりません。

間違えたときは、二重線で訂正して書き直してください。

消しゴムは使えません。

これからの検査で間違えた場合も、

同じように書き直してください。

次は「生年月日」です。

ご自分の生年月日を記入してください。

書けた方は、鉛筆を置いてください。

これから検査を始めます。

各検査のはじめに、私から、検査について御説明します。

説明の後、皆さんに分からない点があるかどうか伺います。

なければ、検査を始めますが、

私が指示するまで、用紙をめくらないようにお願いします。

答を書いているときは、声を出さないでください。

回答中、御質問があれば、静かに手を挙げてください。

御質問はありませんか。

次のスライドはイラストを覚えていただく内容となっています。
本来は、ご自身でパターンを選ぶことはできませんが、今回は、4つのパターンからお好みのパターンを選んでいただいて、ボタンを押して検査を開始しください。