構成(目次)
- はじめに:レジャーや送迎時の「乗車定員」って?
- 子供は何人まで乗れる?【計算式と例題】
- 【一覧表】乗車定員と大人の人数から子供の人数を計算
- 法律で定められた注意点(ベルト着用・チャイルドシート)
- 実際の運用で気をつけるべきポイント
- まとめ:計算だけじゃない、安全確保も大事!
はじめに:レジャーや送迎時の「乗車定員」って?
家族や友人と出かけるとき、「できるだけ一台で移動したい」と思うこと、ありますよね。高速代やガソリン代も割り勘にすれば経済的。でも、そこで気になるのが「乗車定員」。
乗車定員を超えると、違反になるだけでなく、事故のリスクも高まります。
この記事では、特に「子供は何人まで乗せられるか?」という点について、計算方法と実際の注意点をわかりやすく解説します。
子供は何人まで乗れる?【計算式と例題】
道路交通法では、12歳未満が「子供」、12歳以上は「大人」としてカウントされます。
また、子供3人で大人2人とカウントするため、以下の計算式が使われます:
(乗車定員 − 大人の人数)× 1.5 = 子供の乗車可能人数(※小数点以下切り捨て)
〈例題〉
- 乗車定員:8人
- 大人の人数:運転手含めて4人
(8 − 4)×1.5 = 6人の子供が乗れます。
【一覧表】乗車定員と大人の人数から子供の人数を計算

法律で定められた注意点
注意点1:シートベルトの数が足りない
シートベルトは乗車定員分しか用意されていません。法律では一部例外が認められていますが、安全性は確保されません。
道路交通法施行令 第26条の3の2 第2項 第1号により、やむを得ない場合に限りベルト着用の免除が認められます。
注意点2:チャイルドシートのスペース
6歳未満の子供にはチャイルドシートが必要です。これにより座席が狭くなり、理論上の人数が乗れないこともあります。
実際の運用で気をつけるべきポイント
- 長時間の移動では、狭い空間に無理に詰め込まない
- ベルトをしていない子供が前に飛び出す事故も多発
- 「乗れるかどうか」より「安全かどうか」で判断を!
まとめ
乗車定員の計算は、法律上の目安として重要です。ですが、実際の運転では安全性を最優先に考えたいもの。
「乗れる人数=安全な人数」とは限りません。
大切な人を守るために、安全第一のドライブを心がけましょう!